ユニクロ、スウェーデンスキー連盟との契約延長
ユニクロは2021年に締結したスウェーデンスキー連盟とのオフィシャルサプライヤー契約を2024-2025シーズンまで延長しました。これに伴い、スウェーデン代表選手団のために新たに開発された競技ウェアと日常着として扱われるLifeWearを提供します。シーズンの開始を告げるモーグルのワールドカップは、2024年11月30日にフィンランドで開催される予定で、ここから本格的なサポートが始まります。
ユニクロは過去3シーズンに渡りモーグル競技において選手たちを支援してきました。2023-2024シーズンでは、フィリップ・グラベンフォース選手とウォルター・ウォルバーグ選手がそれぞれワールドカップで総合3位と4位に入賞し、ユニクロのウェアが選手たちのパフォーマンスをゴールへ導いたと評価されています。選手のフィードバックを反映させた新たな競技ウェアは、機能性も充実しており、さらなる期待が寄せられています。
新しい競技ウェアの特長
本シーズンのウェアにおいては、選手からの意見を取り入れつつ、特に軽量性、耐水性、透湿性の向上が図られました。ジャケットとパンツには耐久撥水性が追加されると共に、ウエスト部分のフィット感が向上。パンツ裾のエッジガードはより柔軟で強度のある素材に変更されました。これにより、競技中での動作が妨げられることなく、選手たちの動きを美しく、力強く演出できる設計となっています。
競技外のサポート
競技用ウェアだけでなく、極寒地に対応したブロックテックパーカやヒートテックインナーなど、全20アイテムが用意されており、トレーニングや移動時の快適さにも配慮されています。さらに、ユニクロは4月に開催予定の「WORLD MOGUL CAMP」に協賛し、次世代のアスリートたちへのサポートも継続します。このイベントは、世界で活躍するトップアスリートが集結し、ジュニア世代にモーグル競技を教える貴重な機会とされています。2025年は新潟、札幌、白馬の3会場での開催が決定しており、より多くの若手選手たちと交流できることが期待されています。
スポンサーの思い
モーグルスウェーデン代表のウォルター・ウォルバーグ選手は、毎シーズン選手たちの意見が反映されるユニクロのウェアに非常に満足していると語ります。彼は今回の「WORLD MOGUL CAMP」参加も楽しみにしており、多くのジュニアたちと触れ合うことを期待しています。
株式会社ファーストリテイリンググループの柳井康治上席執行役員も、スウェーデンスキー連盟とのパートナーシップを通じて、トップレベルの選手たちの活躍を支えることができることを嬉しく思い、今後も選手たちのための最高のサポートを提供していく意向を示しました。
まとめ
ユニクロは今後もスウェーデンスキー連盟と共に、選手たちの成長を支える活動を続けるとともに、競技においてもファッションにおいても様々なシーンで多くの人々に喜んでもらえる取り組みに注力していくという姿勢を示しています。これにより、モーグル競技を通じた新たな挑戦と成長を期待する次世代のアスリートたちにも、大きな影響を与えることでしょう。
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