さくらの森がO-PLUX導入で転売対策を強化
健康食品ECサイト「さくらの森」は、かっこ株式会社が提供する不正検知サービス「O-PLUX」を導入し、転売目的の不正注文を排除する施策を実施しています。この取り組みは、継続的な売上向上とリピーターの確保に寄与することで知られています。本記事では、その詳細な経緯と導入後の成果について掘り下げます。
導入の背景
さくらの森は、以前は自社で後払い業務を行っていましたが、代金未回収問題の増加から角琴を外部に委託せざるを得なくなりました。このプロセスの中で、安価な初回限定商品の転売を狙った不正注文が顕在化しました。これはLTV(顧客生涯価値)の低下にも繋がる重大な問題であり、改善が急務でした。
多くの不正対策ツールが存在する中、実際にトライアルを行った結果、特に効果を発揮した「O-PLUX」の導入が決定されました。これにより、転売精度の向上と業務効率の両方を実現しました。
成果の詳細
1. 高精度な不正検知
導入後のトライアルでは、「O-PLUX」が検知した不正注文の約95%が再販目的であることが確認され、非常に高い精度で転売目的の注文を見極めることができました。このデータは、無駄に広告費を使うことを削減するとともに、実際の販売促進効果を高める道筋を示しました。
2. スムーズなシステム連携
当初は手動での審査を行っていたものの、「O-PLUX」をチャットボット「BOTCHAN」とAPI連携させることで、業務を大幅に効率化しました。これにより、開発リソースの無駄も削減され、運用が円滑に進むようになりました。
3. 業務工数の削減
「O-PLUX」とBOTCHANの連携により、注文の不正検知からキャンセルまでを自動化しました。その結果、従来は手作業で行っていた庶務的な業務が9割以上削減され、業務効率が大幅に向上しました。
松井達也様のコメント
転売行為については多くの企業が悩む課題ですが、O-PLUXの導入により、95%の注文が転売目的である可能性が高いことが判明したことに驚きを感じました。初回限定品は多くの顧客に試してもらうための施策ですが、これが転売されることはLTVの低下を招くため、今回の導入で効率化が図られたことは非常に嬉しい結果です。
今後もこの不正対策においてCaccoに支援していただきつつ、顧客により良い価値を提供できるサービス向上に努めます。
さくらフォレスト株式会社について
「ともに豊かに」を理念に掲げるさくらフォレスト株式会社は、健康食品や美容品の通信販売を手がけています。お客様の生活をより豊かにするため、今後も挑戦を続ける姿勢を維持しています。
不正検知サービス「O-PLUX」について
Caccoの提供する「O-PLUX」は、EC事業者向けの不正注文対策クラウドサービスです。機械学習や独自ロジックを駆使し、不正利用をリアルタイムに検知します。導入実績No.1を誇り、多くのECサイト利用の裏付けがあります。
このように、さくらの森はO-PLUXの導入によって、顧客満足度と事業運営の効率化を両立させた成功事例の一つです。今後も安定した顧客基盤を確立し、さらなる成長に向けて努力を続けるでしょう。