AIを活用した新たな営業支援サービス『ManeAI』が始動

株式会社ブイキューブ、満を持して新サービス『ManeAI（マネアイ）』を発表しました。このサービスは、商談で使用されるコミュニケーションツールから取得したデータを基に、AIを用いて営業管理を効率化し、成果を向上させることを目的としています。今回のリリースにより、営業チームのマネジメント業務がスムーズになり、実際の業務成果にも直結することが期待されています。

サービス開発の背景

近年、日本社会は人口減少や人手不足といった課題に直面しています。特に営業部門では、このような状況で効率的に成果を上げるために、技術の導入が急務とされています。多くの営業マネージャーがプレイングマネージャーとして現場での営業活動と組織の管理を並行して行っていますが、部下の育成にかかる時間が限られているのが実情です。これが、営業マネジメントにおける大きな課題となっているため、『ManeAI』がその解決の一助となることを目指しています。

『ManeAI』の機能とは

このサービスは、営業で高い成果を上げるハイパフォーマーの商談をAIで分析し、営業組織全体のスキルアップを図ります。具体的には、商談の分析結果から成功要因を抽出し、各社に合ったセールスシナリオを基にしたフィードバックを自動的に提供します。Zoomなどの商談録音・録画サービスを利用してデータを収集し、それをもとに個別の営業スタイルに最適な改善点を提示します。

具体的な活用事例

サービスの正式な提供に先立ち、いくつかの企業に試験的に導入され、その効果が実証されています。たとえば、A社ではハイパフォーマーと新人営業の商談を比較し、ハイパフォーマーの成功要因を明確化。その結果、メンバーは成功事例を模倣することで受注率が上昇しました。

また、B社では営業メンバーが自身の商談を『ManeAI』にアップロードし、即座にフィードバックを受け取る仕組みを導入。マネジメントはこれらのフィードバックを用いて1on1の育成を行い、メンバーのスキル向上にも役立っています。このように、『ManeAI』は営業現場におけるコミュニケーションの質を一変させるポテンシャルを秘めています。

導入方法と今後の展望

『ManeAI』は1アカウントから導入可能で、月額課金制となっています。導入後には、個社ごとにカスタマイズされたフィードバック環境が整えられ、約2ヶ月のオンボーディングを経て運用が開始されます。ブイキューブでは今後もコミュニケーションDXの推進に向けて、質の高いコミュニケーションを実現するためのサービスを提供していく予定です。

興味を持たれた方は、ぜひサービスサイトを訪れて詳しい情報をご確認ください。特に、営業効率を向上させたいと考えている企業には最適なソリューションとなるでしょう。