熊本と東京を結ぶ新たな試み「ニアショアコンサルティング」の全貌
DiGRIT Technologies株式会社は、2025年1月に「ニアショアコンサルティングサービス ー Nearshore DX」を開始します。このサービスは、地方の優れたIT人材を活用し、都市圏企業が直面している開発リソース不足やコスト削減の問題を解決することを目的としています。加えて、地域経済の活性化にも寄与します。
この新サービスでは、熊本、東京、東南アジアの3つの拠点を連携させ、グローバルなデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援します。都市圏中堅企業や大企業、その海外子会社を対象に、ニアショアPMO(プロジェクトマネジメントオフィス)、IT開発、デジタル変革支援を行います。これにより、クライアント企業は競争力を高めることができるでしょう。
サービスの特長
1. トリプル拠点モデル
このサービスは、東京、熊本、東南アジアという3つの拠点の強みを活かし、シナジー効果を生み出します。東京が戦略策定やクライアントとのコミュニケーションを担当し、熊本では高品質かつコスト効率の良いシステム開発を行います。東南アジアでは、新興市場の知見を活かした現地特化型のDXコンサルティングを提供し、地域の特性を考慮した支援を展開します。
2. 多言語対応と文化理解
多国籍なチームが、クライアント企業の要求に応じた多言語・多文化対応を行います。日本語、英語をはじめ、様々な言語に精通したプロフェッショナルがサポートし、クライアントのニーズを的確に把握できます。
3. 地域のIT人材活用
熊本のIT人材を育成し、地方創生を推進します。地域モデルケースを基に、熊本を拠点にしたDX化と経済活性化が図られます。これにより、持続可能な雇用が創出され、地域経済にもプラスの影響を及ぼすことが期待されています。
4. デジタル戦略の最適化
クライアントの現状を深く分析し、最適なデジタル化戦略とプロジェクト推進を提案します。熊本拠点でのニアショアPMOを通じて、コスト効率と高品質を実現します。
5. 柔軟な働き方の導入
東京、熊本、東南アジアでのデジタルワークフローを確立し、リモートワークと現地連携を促進します。フリーランスや現地人材を積極的に活用し、プロジェクトに応じた最適なチーム編成を可能にします。
DiGRIT Technologiesの理念
DiGRIT Technologiesは、日本経済の成長にはデジタル化と地方の潜在力を活かすことが重要だと考えています。このサービスを通じて、企業のDX支援や地域経済の活性化に貢献することを目的としています。創業者の鬼塚智義氏は、オフショア開発や国際事業企画の経験を活かし、グローバルな視点から地方と都市を結ぶケーブルを築こうとしています。
この「ニアショアコンサルティングサービス」が、日本国内や東南アジアにおいて、デジタル化を進める多くの企業にとって、強力なパートナーとなることが期待されています。