77ソーラーパーク開始
2024-10-28 20:41:40

「77ソーラーパーク富谷」運用開始でカーボンニュートラル推進へ

「77ソーラーパーク富谷」の運用開始



2023年10月28日、「77ソーラーパーク富谷」が運用を開始しました。このプロジェクトは、株式会社七十七銀行と東北電力株式会社が、カーボンニュートラルの推進に向けた連携協定の下で進められた最初の事業であり、地域社会の持続的発展に寄与することを目指しています。

発電所の概要


「77ソーラーパーク富谷」は、宮城県富谷市に位置し、七十七銀行が所有する総合グラウンドの未利用地に設置されました。この発電所は、発電出力が約2,000kWで、年間発電量は約2,500MWhに達します。これは、一般家庭約800世帯分の年間消費電力量に相当するため、地域における再生可能エネルギーの重要な供給源となります。

環境への貢献


「77ソーラーパーク富谷」の稼働により、年間約1,200トンのCO₂排出削減が期待されており、これはおよそ杉の木を14万本植樹することで得られる環境効果に匹敵します。この取り組みは、単に七十七銀行自体の環境対策に留まらず、地域全体のカーボンニュートラル実現に向けた重要なステップとなります。

コラボレーションによる強力な支援


東北電力グループ内の東北エネルギーサービス株式会社が、発電所の建設や保守、自己託送の手続きについて支援を行っています。双方の企業は、持続可能なエネルギーの利活用に向けた取り組みを今後も推進していく姿勢を示しています。

カーボンニュートラルに向けた長期的ビジョン


七十七グループは、2030年度までのカーボンニュートラル実現を目指す具体的な指針を掲げ、「Vision 2030」や「SDGs実践計画」に基づいた取り組みを進めています。これにより、地域金融機関としての役割を果たし、地域社会の持続可能な成長に寄与することを目指しています。

一方、東北電力グループも2050年までにカーボンニュートラルを達成するため、「再生可能エネルギーと原子力の最大限の活用」「火力の脱炭素化」「電化の推進とエネルギー利用の最適化」という3つの柱を設定し、積極的に活動しています。

まとめ


「77ソーラーパーク富谷」の運用開始は、七十七銀行と東北電力の連携による新たな挑戦の象徴であり、地域における環境意識の向上にも寄与することでしょう。このような取り組みは、持続可能な未来を築くための重要な一歩として、今後さらなる展開に期待が寄せられます。


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会社情報

会社名
東北電力株式会社
住所
宮城県仙台市青葉区本町一丁目7-1
電話番号
022-225-2111

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