CEATEC2024でCyberneXが脳情報技術でCEATEC賞を受賞

CEATEC2024 ネクストジェネレーションパークピッチコンテスト

2024年10月15日（火）、幕張メッセで開催された「CEATEC2024 ネクストジェネレーションパークピッチコンテスト」では、脳情報を活用したウェルビーイングの実現を目指す株式会社CyberneXが、堂々とCEATEC賞に輝きました。このイベントは、オープンイノベーションの推進を行う株式会社ゼロワンブースターの主催によるもので、特に次世代の企業や教育機関に焦点を当てた展示が行われました。

ピッチコンテストの背景

CEATEC（Combined Exhibition of Advanced Technologies）は、デジタル革新の総合展で、今年で25周年を迎えました。我々はその中でも、次世代を支えるスタートアップや大学研究室などが新たな技術や研究成果を披露するエリア、「ネクストジェネレーションパーク」に関心を寄せています。このパークでは、AIやウェアラブルデバイス、生体認証など、多彩な分野で活躍する8社が選出され、プレゼンテーションを行いました。

CyberneXの受賞理由

CyberneXが開発したイヤホン型BCI（Brain Computer Interface）「XHOLOS」は、脳情報を使ってウェルビーイングの実現を推進する革新的な製品です。代表取締役CEOの馬場氏は、自社のビジョンについて「事業の中心に脳情報の力を据え、人々の生活をより豊かにするために取り組んでいます」と語り、関心を引きました。

審査員特別賞の発表

審査員特別賞も発表されました。パナソニック賞には、医療デバイスのスタートアップである株式会社IZANA、アサヒグループ賞は生成AIに関するプラットフォームを開発するFinal Aim, Inc.に、グーグル・クラウド・ジャパン賞にはファインディ株式会社が選ばれました。また、01Booster賞は赤外線とAIを組み合わせたセンシング技術に取り組む株式会社Thinkerが受賞しました。これらの企業も次世代の技術革新を牽引する存在として期待されています。

イベントの様子

コンテストでは、各社が5分間のプレゼンテーションを行い、興味深い技術や製品について熱心に説明しました。審査員たちからは「非常に興味深い」「ぜひ改めてお話したい」といったコメントが寄せられ、活発な議論が繰り広げられました。また、CEATEC賞を受賞した企業には来年度のCEATEC出展権が提供されるなど、受賞者には豪華な特典も用意されています。

受賞企業の紹介

それぞれの受賞者は、自社の特長に合わせた技術開発を進めており、今後の成長が期待されています。CyberneXのように脳情報技術をはじめ、医療技術に革命をもたらすスタートアップが次世代の市場を拓く存在になることでしょう。

まとめ

このように、CEATEC2024でのスタートアップのピッチコンテストは、テクノロジーの未来を担う新しいアイデアやビジョンが繰り広げられる舞台です。CEATEC賞を受賞したCyberneXは、今後の更なる展開が期待されます。デジタルイノベーションの進化を体感できるここCEATECは、スタートアップと大手企業の新たな連携の場としても、今後ますます注目を集めることでしょう。