岡山大学が開催した「スマドリセミナー」で適正飲酒を学ぶ

国立大学法人岡山大学は、2024年8月6日と7日の2日間、津島キャンパスにおいて、校友会と公認同好会の幹部を対象に「スマドリセミナー」を実施しました。この取り組みは、参加者が適正飲酒について学ぶ機会を提供することを目的としています。「スマドリ」とは『スマートドリンキング』の略で、飲める人も飲まない人も楽しめる飲酒のスタイルを指し、アサヒビール株式会社が推奨しています。

セミナーには、約130名の参加者が集まりました。初日は、アサヒビールコミュニケーションズの講師から、適正飲酒や酒席マナーについての講義が行われ、参加者はアルコール・パッチテストにも挑戦しました。このテストにより、自身のアルコール耐性を測ることができ、結果に驚く学生の声も多く聞かれました。

次に、参加者は少人数のグループに分かれ、「飲める人も飲まない人も楽しめる居酒屋をプロデュースする」というテーマでワークショップを行いました。お互いの視点を理解し合い、どうすれば全員が楽しめる店を作れるかを討論し、アイデアを出し合いました。

参加した学生たちからは「飲酒に関する知識を深めることができた」「他の人の視点を考える重要性を実感した」といった感想が寄せられ、非常に有意義な時間であったことがうかがえます。今回のセミナーは、学生たちが今後の活動において飲酒に関する正しい知識を持ちながら、部活動や友人同士の飲み会でのマナーを向上させられることを期待しています。

岡山大学校友会総務委員会は、校友会の運営や地域貢献、環境美化活動などを推進する組織であり、今後もこうしたセミナーを通じて学生や卒業生の意識を高め、より良い社会づくりへ貢献していくことを目指しています。また、岡山大学の公認同好会は、大学の認定を受けて活動している課外活動団体で、多くの学生が多様な活動に取り組む場を提供しています。

引き続き、岡山大学の取り組みにご期待ください。これからも、地域との連携を強化し、持続可能な社会の実現に寄与する構想を推進していきます。