岡山大学の若き才能、久保駿貴さんがForbes JAPAN「30 UNDER 30」を受賞
2024年8月24日、岡山大学の大学院社会文化科学研究科に在籍する久保駿貴さんが、経済誌Forbesが主催する「30 UNDER 30」に選ばれました。このプログラムは、世界を変える可能性を持つ30歳未満の若手才能を評価するものであり、久保さんもその一人に名を連ねました。特に彼は、ABABAというスカウト型のサービスを通じて、学生と企業の新たなつながりを生み出しているとして評価されています。
「30 UNDER 30」は、2011年にアメリカで始まったもので、様々な分野の若者たちが対象となります。過去には、Facebookの創業者マーク・ザッカーバーグや、シンガーソングライターのリアーナなど、世界的に著名な人物が選出されてきました。日本版は今年で7回目を迎えます。
久保さんは、2020年10月にABABAを設立しました。この事業は、「就職活動の過程が評価される」スカウト型サービスであり、現在は1500社の企業と年間5万人の就活生が利用しています。久保さんは、企業と学生の新しいマッチングシステムを提供することで、従来の就職活動のルールを打破し、新しい挑戦を行っています。
受賞を受けて久保さんは「このような機会を得たのは、ABABAを活用してくださるお客さま、共に挑戦しているメンバー、支えてくれる株主の皆さま、そして岡山大学の関係者のおかげです。感謝の気持ちでいっぱいです」とコメントしました。この言葉には、多くの人々の支えと協力があったことへの感謝の意が込められています。
久保さんは、今後もABABAの事業を通じて、さらなる成長を目指していく所存です。彼の活動はただのビジネスにとどまらず、学生たちに新しい可能性を提供することで、社会に対しても大きなインパクトを与えることでしょう。彼の挑戦に今後も注目が集まります。
ABABAの取り組みとその影響
ABABAは、特に学生が就職活動を行う際の新しい仕組みを提供することで評価されています。従来の就職活動では、学生は企業から選ばれる立場でしたが、ABABAでは企業の方から学生にアプローチをかけることで、より柔軟で多様な採用が実現されています。これにより、企業は自社に合った人材を積極的に探すことができ、学生も自らの特性を活かして企業にアピールするチャンスを得られます。
久保さんのリーダーシップのもと、ABABAは今後も多くの企業と学生をつなぐ重要な役割を果たしていくでしょう。岡山大学発のベンチャーとして期待されるこのサービスは、さらなる拡張と進化が見込まれています。今後の久保さんの活動から目が離せません。