日本発の広告最適化プラットフォーム「Cascade」
株式会社Cascade(所在地:東京都渋谷区、代表取締役:宮内 和貴)が、世界的なアクセラレーターである「Techstars Tokyo 2025」に採択されました。このプログラムは、世界120カ国・地域からの応募を対象に、わずか1%未満という厳しい採択率のもと、僅か12社が選出される非常に競争の激しいものです。
「Cascade」とは
「Cascade」は、広告運用の現場で直面する分析や意思決定、予算配分といった複雑なワークフローを支援するための広告最適化プラットフォームです。様々な媒体からのデータを統合し、対話形式での分析機能や改善提案を行い、予算配分の調整を容易にします。これにより運用工数が削減され、迅速な意思決定が可能になり、広告成果の最大化に貢献しています。現在、β版が一部のユーザーに提供されています。
Techstarsについて
Techstarsは2006年に設立され、現在は世界の約30都市で活動しています。このプログラムでは、これまでにおよそ5,000企業に投資し、22ものユニコーン企業を輩出しています。代表的な投資先にはSendGridやDigitalOceanなどがあり、合計時価総額は約1,500億ドルに達しています。
Techstars Tokyo 2025は、JETROや内閣府、経済産業省、東京都など官民連携によって実施されるグローバルアクセラレーションプログラムです。2025年の選考では、厳格なスクリーニングによりCascadeを含む12社が選ばれました。このプログラムを通じて、Cascadeは国内での導入を加速させつつ、海外展開のための検証も進める計画です。最終成果発表であるDemo Dayは2025年11月11日に東京で行われる予定です。
メンターからのコメント
プログラムで挙げられるのは、Cascadeに対して強力な3名のグローバルメンターがついていることです。彼らは事業支援を行い、有益なアドバイスを提供しています。
1.
Aldrich Huang: 米国、欧州、アジアでの事業拡大に15年以上の経験を持ち、世界中のスタートアップを支援するエキスパートです。彼は「Cascade」を、海外と日本をつなぐデジタルマーケティングプラットフォームと評価しています。
2.
Svetlana Stotskaya: グローバルマーケティングエグゼクティブで、様々なブランドの成功を支援してきました。彼女は、「Cascade」がデジタルマーケティングの自動化に貢献するゲームチェンジャーであると強調しています。
3.
Ron Drabkin: シリコンバレーで活躍してきた連続起業家で、多くの経験を持つ彼は、Cascadeの成長を嘱望しています。
代表者のコメント
途中、宮内代表取締役は「Techstarsの世界規模の選抜を通過できたことを大変嬉しく思っております」と情熱を持って語ります。彼はデジタルマーケティングの現場における『使える』プロダクトの開発を進めており、今後の進捗への期待を示しました。さらに、β版のユーザーも募集中であることを伝えています。
会社概要
- - 会社名: Cascade株式会社
- - 代表者: 宮内 和貴
- - 所在地: 東京都渋谷区渋谷一丁目1-3
- - 設立: 2025年2月
- - 事業内容: 広告最適化プラットフォーム「Cascade」の開発・運用
- - 公式サイト: Cascade公式サイト
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