AI Frogの新展開
2023-06-21 15:00:02
AI Frog Interactiveがインディーズゲーム開発の新たな地平を切り開く。資金調達成功を受けて
AI Frog Interactive:インディーズゲーム開発の新たな挑戦
インディーズゲーム開発の分野で注目されるAI Frog Interactiveが、シードラウンドの資金調達を成功させました。この成功は、同社が高品質なオリジナルゲームを効率的に開発するためのさらなる基盤を築くことを意味しています。
チームと技術の融合
AI Frog Interactiveは、少人数ながらもゲーム業界での経験が豊富なスタッフによって構成されているインディーズゲーム開発スタジオです。彼らは最新のAI技術、特に生成AIを活用することで、従来の手法では難しかった高品質なゲームの制作を目指しています。
現在開発中の「Project Genesis」は、米Epic Gamesが開発した「Unreal Engine 5」を使用しており、未来にわたる柔軟な拡張性を持たせることを考慮して設計されています。このプロジェクトの目標は、2024年の発売を見込んでおり、全世界のユーザーに向けた実現を目指しています。
資金調達の目的
今回の資金調達の主な目的は、事業基盤の強化と組織体制の発展、さらにプロダクト開発や研究を進めるための支援です。投資を受けた企業や個人には、堀誠一氏(バリーンスタジオ代表)、XVC有限責任事業組合、monoAI technology株式会社などが名を連ねています。
CEOのコメント
代表取締役CEOの新清士氏は、「ビデオゲーム市場の成長が見込まれる中で、生成AIの進化がマイクロゲームスタジオのゲーム開発を大きく変える可能性がある」と語りました。これにより、小規模なチームでも質の高いゲーム開発が行える環境が整いつつあります。そのため、新しいゲーム開発スタジオの立ち上げに至ったという背景があるといいます。
投資家の声
出資者たちからは、AI Frog Interactiveのビジョンや技術力への期待が寄せられています。堀誠一氏は、「情熱をもってインディーズ市場に挑戦する姿勢に共感した」と述べ、さらには若山泰親氏(XVCファウンダー/パートナー)も「急速に進化する生成AIに注目し、ゲーム開発フローが大きく変わるタイミングで投資を決断した」とコメントしています。
また、monoAI technologyの本城嘉太郎氏は「AI技術を活かした高品質なコンテンツ制作がメタバース市場にも寄与する」と話し、今後の展望に期待を寄せています。
未来への挑戦
AI Frog Interactiveは、今回の資金調達をきっかけに、ゲーム開発における新しい風を吹き込もうとしています。彼らの取り組みと新たなゲームが、全世界のユーザーにどのような体験をもたらすのか今後の進展が非常に楽しみです。インディーズゲームの中で何が可能になるのか、その成果が待ち遠しいところです。
会社情報
- 会社名
-
株式会社AI Frog Interactive
- 住所
- 東京都目黒区上目黒4-28-3
- 電話番号
-
03-5925-8214