ほ乳びんの除菌・乾燥器「スチームメイト」の開発秘話
2024年6月、赤ちゃん本舗から登場した「スチームメイト」は、発売直後に2,000台が完売し、瞬く間に人気商品となりました。この製品は、赤ちゃんの健やかな成長を支えるために開発されました。バイヤーの池内さんは、この商品を開発するに至った思いやプロセスを語っています。
赤ちゃんの健康を守るために
赤ちゃんの免疫力は通常低く、使用後のほ乳びんはしっかりとした除菌が求められます。特に新生児期は頻繁に授乳が必要なため、除菌と乾燥にかかる時間は多くなります。池内さんは、育児に忙しい親たちがよりスムーズにほ乳びんを清潔に保てるように、「スチームメイト」の開発に取り組みました。
手軽さと安全性の両立
現行のほ乳びんの除菌法には煮沸消毒、薬液消毒、スチーム除菌の3つがあり、スチーム除菌はその手軽さから多くの親に支持されています。しかし、2024年2月に、大手ほ乳びんメーカーが自社製品の電子レンジでの除菌を禁じる決定を下しました。
池内さんは、これに伴う変化を受け、赤ちゃんとその親が安全に使えるスチーム除菌器を開発することを決意しました。特に、業界の変化を見てすぐに行動に移った彼女の姿勢が印象的です。
使用者の目線から
スチームメイトの開発プロセスでは、使用者の視点が重要視されました。池内さんは、シンプルな操作性を重視し、ほ乳びんをセットし水を注ぎボタンを押すだけで使用できるように設計しました。あらゆる無駄を排除し、必要な機能だけを凝縮させることで、ママやパパにストレスを与えない製品を目指しました。
また、親自身も子育ての中で忙しさから生じる小さな不便に目を向け、容器のデザインにも工夫が施されています。池内さんは、容器の底面を正方形にしてどの向きでも容易にはまるようにするなど、デザインに親の思いを反映させました。
収納性とデザイン性の両立
さらに、スチームメイトはキッチンで使うことを意識したデザインが施されています。使用しないときは重ねてコンパクトに収納でき、スペースを取らずキッチンにもなじむ色合いが選ばれました。下段5本、上段にはおしゃぶりやおもちゃも収納可能です。
名称に込められた願い
製品が完成すると、池内さんはその名称を社内で公募しました。そして、「スチームメイト」という名称が選ばれました。この名前には、「家族全員で育てるミルク育児を支える仲間になりたい」という思いが込められています。
大ヒットの背景
スチームメイトが市場に登場すると、瞬く間に人気を集め、予測を超えて2,000台が完売しました。多くの家庭で愛用されている理由は、もちろん育児のストレスを減らす機能性の高さにありますが、さらに祖父母がお孫さんへの贈り物として購入するケースも多いとのこと。「育児は家族全員の共同作業」との池内さんの思いが反映された結果とも言えるでしょう。
最後に
赤ちゃん本舗は、育児をより豊かにするためのさまざまな商品を展開しています。スチームメイトはその象徴であり、これからも多くの家庭の「仲間」として愛され続けることでしょう。育児にまつわる物語をこれからも、ブルーママたちに届けていく赤ちゃん本舗の今後に注目です。
さらなる物語
赤ちゃん本舗による「akachan honpo+Stories」では、他にも多くのストーリーが紹介されています。子育てに関わるさまざまな物語が掲載されていますので、ぜひ一度ご覧ください。