KADOKAWAが「Sushi Bonus」を導入し続々と成果を上げている理由
株式会社KADOKAWAでは、従業員エンゲージメントを向上させるため、ユニークなサービス「Sushi Bonus」を導入しました。このサービスは、従業員同士が互いの努力を評価し感謝の気持ちをデジタルギフトに変えるユニークな仕組みで、特にリモートワークの普及により、存在意義が高まっています。
Sushi Bonusって何?
「Sushi Bonus」は、従業員同士が感謝や称賛をポイントとして送り合うことで、モチベーションを高めるサービスです。ビジネスチャットの中で、「寿司(🍣)」の絵文字を使ってメッセージを送り、ポイントを貯めてデジタルギフトと交換できる仕組みです。このユニークなアプローチが、利用者満足度95%という高評価に繋がっています。
KADOKAWAの導入背景
KADOKAWAは、出版事業を中心とした大手エンターテインメント企業です。従業員の多様な働き方を支援するため、コミュニケーションや評価に関する課題に直面していました。リモートワークにおいて職員の「頑張り」が評価されにくくなるという声が多く聞かれ、「Sushi Bonus」の導入を決定しました。特にバックオフィス担当者の努力が適切に評価されない現状に課題意識を持ち、具体的な解決策としてこのサービスを選んだ結果、実際に運用を開始しました。
インタビューから分かった成果と効果
KADOKAWAにおける「Sushi Bonus」の導入結果は、様々な面で目覚ましいものでした。まず、導入を進めた担当者からの話によれば、サービスを導入したことで社員の感謝の言葉が自然に表現されるようになり、職員同士の貢献が可視化されるようになりました。事例として、多くの社員が「ありがとう」と言われる機会が増えたとポジティブなフィードバックを寄せています。
実際には、導入開始当初は140名のトライアルからスタートし、口コミを通じてわずか数ヶ月で約700名にまで使用者が拡大。現在では、約1,800名の社員が定期的に利用し、継続的に感謝の気持ちを表現し合っています。
今後の展望
KADOKAWAは、「Sushi Bonus」を2025年4月から全社展開することを計画しています。導入は一斉ではなく、興味がある部署から順次導入していく方針です。さらに、特別な感謝を伝えるための機能追加も検討中です。今後の進展に期待が集まっています。
まとめ
KADOKAWAの「Sushi Bonus」導入事例は、リモートワーク時代における新しい働き方の一つとして注目されています。従業員のエンゲージメントを高めるための工夫と努力が、実際に成果を上げている好例と言えるでしょう。これからの展開にも注目が集まります。