引越し手続きの負担を軽減する新サービス「引越れんらく帳」始動

引越し手続きの簡素化を実現する「引越れんらく帳」

引越しの際に必要な手続きを一元化するサービス「引越れんらく帳」が、さらに便利になりました。このサービスは、TEPCO i-フロンティアズ株式会社が東京電力エナジーパートナー株式会社から受託し運営しています。新しく3つの事業者との連携が始まり、より多くの選択肢が提供されることになります。

新たな連携事業者とは？

今回新たに加わった事業者は、東北電力フロンティア株式会社（インターネット）、仙台CATV株式会社（インターネット）、NTT東日本（インターネット・固定電話）です。これにより、引越しの際に必要なインフラの手続きがよりスムーズに行えるようになりました。

引越しは、荷物の整理や掃除、新居への挨拶など、多忙な作業が山積みです。そんな時に面倒な電気、ガス、水道、インターネットの手続きを簡単に行えるのは、転居者にとって大きな助けとなるでしょう。

「引越れんらく帳」のメリット

このサービスには、転居者と事業者双方に嬉しい特徴があります。転居者側は、手続きの簡略化により時間を有効に活用できるほか、電話待ちの煩わしさから解放されます。多くの場合、引越し繁忙期にはコールセンターも混み合い、長時間の待機を強いられることが多いですが、「引越れんらく帳」を利用することでそのストレスを軽減することができます。

一方、事業者側も、電話対応の負荷が軽減され、業務効率が改善されるメリットがあります。特に繁忙期には、人員不足が顕著になりますが、オンラインでの手続きが進むことで、事業者のコスト削減にも繋がります。

利用の流れ

「引越れんらく帳」を利用するには、まず公式サイトにて会員登録を行います。登録後は、引越し先や元の住所に応じて、利用可能な事業者が一覧で表示されます。その中から希望する事業者を選び、申し込みを進めるだけで手続きが完了します。

現在、登録可能な事業者には、転出届、電気、ガス、水道、インターネット、固定電話、携帯電話など多岐にわたるサービスが含まれています。これにより、引越しに関連する手続きを一括で行うことが可能に。

「引越れんらく帳」とは

このサービスは、2002年に経済産業省の主導でスタートし、引越し手続きのワンストップサービスとして注目を集めています。特に関東圏では、このサービスが普及しており、行政機関からも広く認知されています。最近では、政府とも連携し、「引越しワンストップサービス」の普及に向けたプラットフォーム事業者としても期待されています。

ますます便利に進化している「引越れんらく帳」。引越しの際は、このサービスを利用して手続きを簡単に済ませ、時間の余裕を持って新生活をスタートさせてみてはいかがでしょうか？