探究学習の新たな形、「コーポレートアクセス」が2025年度の参画企業を募集開始します。このプログラムは、中高生と企業の共創を通じて、未来をつくる力を育むことを目的としています。教育と探求社が提供するこの探究学習プログラムは、実在の企業とのインターンシップを通じて、生徒たちに働く意義や経済活動について深く学んでもらうことを目指します。
2005年から始まったこのプログラムは、これまでに約2,400校、約44万人の中高生が参加。直近の2024年度では、13社が参画し、約440校、88,000人の生徒が学んでいます。プログラムの特徴は、企業が授業に参加し、生徒たちの学びを伴走することです。これにより、中高生は社会人と直接対話をしながらリアルなビジネスの実態を体験することができます。
2025年度の参加企業は、地域の特色や企業理念を学びながら、将来のリーダーを育成することを目的としています。これにより、中高生は自らの未来を見据え、自信をもって社会に出るための基盤を作ります。企業にとっても、次世代の人材を育成する大きなチャンスとなるでしょう。
2024年度には参加企業として、イオンリテール、大和ハウス工業などが名を連ねています。各社の社員は、生徒たちと対話を通じて、自己成長や新たな知見を得ることができ、多くの喜びを感じています。実際、参加した社員からは「自社の事業について知見が広がった」や「生徒から学ぶことが多かった」といった声が寄せられています。
このプログラムは、単なる教室での授業とは異なり、中高生と社員の双方向の学びを推進します。教える側、教えられる側という一方的な関係から脱却し、共に成長できる環境が整えられています。企業は自社のビジョンを浸透させるだけでなく、中高生との対話を通じて新たなアイデアや価値観を見つけ、企業の成長にも寄与します。
さらに、参加企業として根付いた「コーポレートアクセス」は、社会的責任を果たす機会でもあります。中高生への探究学習を通じた社会貢献は、企業のイメージアップにもつながります。これによって、企業は持続可能な成長を目指すことが可能になるのです。
教育と探求社は、この探究学習プログラムを通じて、すべての人が“自分らしく生きる”力を育てることに力を入れています。2025年度は、より多くの企業と中高生が共に未来を創り出すための新たな取り組みを行い、参加企業の募集を進めます。興味のある企業はぜひ参加をご検討ください。
詳細については、教育と探求社の公式サイトをご覧ください。2025年度参画企業の募集が始まったこの機会を通じて、私たちは未来を築く大きな一歩を踏み出しています。