Liquitousとディーランド、公共的価値を共創する新たなパートナーシップを発表
株式会社Liquitousと株式会社ディーランドが、地域課題解決に向けた新たな取り組みを開始しました。この戦略的パートナーシップの目的は、市民と行政、民間が連携して新しい公共的価値とサービスを創出することにあります。
背景
日本の自治体、とくに地方部では、人口減少や財政の縮小によって行政サービスの担い手が減少している現状があります。さらに、民間サービスもコミュニティのニーズに応じた提供が困難になりつつあるため、多くの地域で「行政サービス」と「民間サービス」の間に存在する隙間、つまり”余白”が生まれています。この余白を利用して、未来の公共的価値を創出するための「未来共創フィールド」が必要とされています。
Liquitous社は、市民参加型合意形成プラットフォーム「Liqlid」を通じて、透明性のある政策形成プロセスの確立を目指しています。一方で、ディーランド社は「ナラティブモデル」など独自の視点デザインを活かし、個々の主体性を引き出す対話と創造のプロセスを重視しています。両者が連携することで、公共価値を実践的に育てていくことが可能になると期待されています。
取り組む内容
このパートナーシップでは、行政、市民、民間が協力しながら新たな公共価値を創出する仕組みを推進していきます。具体的な取り組みは、以下のような項目に分かれています。
1. 市民参画プロセスの再設計
市民が自らの主体性を発揮できるよう、「Liqlid」にディーランド社の視点デザインを組み合わせて、市民参加の仕組みを向上させます。
2. ナラティブモデルを活用したプロジェクトの実施
市民の意見や体験を基にした“語り”を、地域課題の解決や政策形成に活かすプロジェクトを全国で展開します。
3. 自治体向けの仕組みづくり支援
日野市の取り組みを例に、他の自治体でも地域課題の可視化からプロジェクト化までの知識を共有していきます。
4. 知見の体系化と社会還元
新たな公共的価値やサービスをデザインするための知見をまとめ、学術的・実務的な形で社会に還元します。
メッセージ
ディーランドの代表取締役、酒井博基氏は「未来共創フィールド」を広げることへの喜びを表明し、地域の余白が新しい価値を生み出す潜在的資源であると語っています。同様に、LiquitousのCEO、栗本拓幸氏も、地域の公共サービスを維持するためのアプローチとしてこのパートナーシップの重要性を強調しました。
まとめ
両社の取り組みを通じて、「未来共創フィールド」が全国で広がり、誰もが地域の未来に関与できる新しい公共の姿が実現すると期待されています。今後の展開に注目です。