医療模型セミナー
2024-09-06 13:36:35

国際医療福祉大学で医療模型を活用したハンズオンセミナーが成功裏に開催される

国際医療福祉大学でのハンズオンセミナー



2024年8月31日、国際医療福祉大学成田病院にて、株式会社ジャパン・メディカル・カンパニー製の精密立体医療模型KEZLEXを利用したハンズオンセミナーが開催されました。このセミナーは、脳神経外科の専門医である小野田恵介教授が企画・主催し、医師たちが手技を磨く貴重な機会となりました。

ハンズオンセミナーの意義



参加医師は、KEZLEXのリアルな質感を体験し、高度な技術を向上させることで、患者様に安心できる医療を提供できるようになることが目的です。小野田教授は、「このセミナーは当科として初めての試みでしたが、次回に活かせるようしっかりと課題を認識しました」と語り、参加者のレベルに合わせたセミナー内容に工夫を凝らしました。

セミナーの内容と進行



セミナーでは、参加者を2つの部門に分け、様々な手技を訓練しました。最初のトレーニングは人工血管を使ったバイパス技術の習得でした。初めての試みでしたが、多くの参加者が次第に慣れ、微細な器具に対する理解を深めていきました。特に、10-0の糸という肉眼では見えづらい糸を使用することで、顕微鏡下での手技がどのように進められるかを学ぶ機会となりました。さらに、専攻医たちは設定された時間内に縫合技術に挑戦し、冷静に作業を進めることを習得しました。

次に、脳動脈瘤ネッククリッピング体験コーナーが設けられました。ここではKEZLEXを含む脳模型や動脈瘤模型を駆使し、実際の手術に近い感覚を体験しました。参加者は脳神経外科医として必要な技術を体得するために、どのようにクリップをかけるか、破裂のリスクを考慮した上での手法を模索しました。KEZLEXの質感は実際の脳に近く、選ばれた動脈瘤模型もバリエーション豊かで、参加者に深い経験を提供しました。

KEZLEXの特長と期待



株式会社ジャパン・メディカル・カンパニーが開発したKEZLEXは、30年以上の経験に基づく技術で、医療現場で評価されています。このような先進的な模型がもたらす利点は、医師たちが現実の手術に向けたトレーニングを行う際に、実際の人体に近い感覚で技術を磨くことができる点です。ハンズオンセミナーを受けた参加者からは「人体と遜色ない」との高い評価が寄せられ、技術の向上が患者の健康につながることへの期待が高まりました。

このように、ハンズオンセミナーは参加者にとって貴重な学習の場となり、医療の発展へと寄与する機会ともなるのです。株式会社ジャパン・メディカル・カンパニーは、今後もより良い製品の開発に努め、医師と患者の架け橋となることで医療の質向上を推進していくと強調しました。


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会社情報

会社名
株式会社ジャパン・メディカル・カンパニー
住所
東京都中央区東日本橋2-24-12東日本橋槇町ビル2F
電話番号
03-5829-8342

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