医療プログラミング
2021-05-19 07:33:27

医療現場の課題を解決するプログラミングスクールが開校

医療者向けプログラミング教育の新たな試み



医療現場でのテクノロジー活用が求められる今、現役医師が設立した日本初の医療者向けプログラミングスクール「ものづくり医療センター」が開校しました。このスクールは、医者や看護師といった医療従事者が、自らの力で医療現場の課題を理解し、テクノロジーを使って解決できる能力を育成することを目指しています。

画期的なカリキュラム



「ものづくり医療センター」では、従来のプログラミングスクールが提供するWebサイト作成などの限られた技術だけでなく、IoT、VR、AI、RPAなど、幅広い分野の技術を学ぶことができます。医療現場には個々のニーズや問題が存在するため、受講者は必要に応じた技術を駆使し、自分のアイデアを実現する力を身につけることが求められます。

医療とテクノロジーの融合



技術を使いたい医療従事者が集うこのスクールは、単に技術を学ぶだけでなく、自身の医療現場での課題を認識し、それを解決できる力を育てます。講師には、医療法人社団新潮会理事長の北城雅照医師をはじめとした、現役医師やエンジニアが揃い、多面的なアプローチで教育が進められます。受講者が自発的に技術を活用することで、医療の質向上に寄与することを期待しています。

コロナ禍における変化



近年、特にコロナ禍を背景に、医療業界には急速な業務の変革が求められています。従来の業務のやり方が通用しなくなっている中で、現場の課題を自身で解決できるスキルは、これまで以上に重要視されています。受講者は、授業を通じて課題を認識し、それに対する解決案をテクノロジーを通して考える力を育むことができるのです。

受講者に求められる姿勢



「ものづくり医療センター」では、医療者が新しい技術や方法を用いて自らの手で問題を解決できるよう志を持つことが重要です。興味や情熱があれば、明確な課題を持っていない状態からでも参加することが可能です。スクール内ではアイデアワークショップが設けられ、共に課題を考えるサポートも行われます。

プログラミング教育の進化



基礎的なプログラミングスキルは公開されている資料を用いて学ぶことができるため、受講者はより高度な応用や実践に集中できる環境が整えられています。特に、医療現場の業務効率化に役立つRPAやIoT技術などがカリキュラムに組み込まれており、実際の業務に即した教育が行われます。

トライアル実施概要



この新しい試みの第0期が、2021年6月から8月にかけて行われる予定です。オンラインでの授業形式が採用され、週1回の授業を通じて受講者はプロジェクト課題に取り組むことになります。定員は5名から10名程度で、受講を希望する方は申し込みが必要です。興味のある方は急いで登録してください。

最後に



医療界には、技術を駆使して医療現場を改善しようという熱意を持った人材が不足していると言われています。しかし、「ものづくり医療センター」はその道を切り開くプラットフォームとなることを目指し、医療従事者の育成に努めています。テクノロジーと医療を融合した新たな価値創造に挑戦するこのプロジェクトの行く先に、注目が集まります。

会社情報

会社名
医療法人社団新潮会
住所
東京都足立区足立 1-12-12足立メディカルモール8F
電話番号
03-5845-9700

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