鎌倉市と東洋ライス株式会社の包括連携協定
このたび、神奈川県鎌倉市(市長:松尾 崇)と東洋ライス株式会社(本社:和歌山市、代表取締役社長:雜賀慶二)が、妊婦の健康支援と安心して子育てができる環境の実現を目指して、健康増進等に関する包括連携協定を締結しました。この協定は2023年4月20日に成立し、地域の活性化を図るため、様々な分野で連携を深めていくことになります。
主な取り組み内容
1. 妊婦への「金芽米」の提供
協定の一環として、市内に住む希望する妊婦を対象に、栄養価が高く美味しい「金芽米」を、毎月最大10kgを出産月まで無償で提供します。これは年間約950名の妊婦を対象としており、受付は4月1日から始まります。提供は5月上旬からスタートする予定です。
さらに、公益財団法人医食同源生薬研究財団の協力を得て、妊婦が出産した後のお子さんの体重や身長などのデータを分析し、健康推進の参考にします。保護者からのアンケートも行い、生活上の困りごとや不安を把握し、必要な支援に結び付けていくことを目指します。
2. 学校給食への「金芽米」の導入
鎌倉市の小中学校の学校給食において、特定の機会に「金芽米」を取り入れることも計画されています。有機米や特別栽培米と併用される予定です。
この協定を通じて、妊婦の健康増進だけでなく、安心して子どもを産み育てられる環境を整えていくとともに、高品質で安全性に配慮された「金芽米」を安定的に提供することで、「健康」と「農業」を結ぶ新しい価値を提案していくことが期待されています。
金芽米について
「金芽米」は、東洋ライスの独自技術によって、栄養価が高い玄米の良さを残しながら美味しさを引き出す加工米です。一般的な精米では失われがちな栄養成分を保持し、ほのかな甘みをもたらします。近年、金芽米の健康効果がさまざまな論文で発表されています。
鎌倉市の魅力
鎌倉市は12世紀末に源頼朝が幕府を開いた歴史ある場所で、国宝や重要文化財が点在する文化都市です。2025年には「東アジア文化都市」に選ばれ、歴史と現代文化を融合させた国際交流事業を展開する予定です。「誰もが安心して暮らせる共生社会」の構築を目指し、伝統を守りながら新たな価値を創造するまちづくりが進められています。
東洋ライス株式会社のプロフィール
東洋ライスは1961年に設立された企業で、金芽米や無洗米の加工・製造を行っています。和歌山を拠点に、品質の高い米の提供に努めています。
この協定による取り組みは、地域の健康促進を図るだけでなく、農業との結びつきを強化し、地域全体の活性化につながることが期待されています。