オープンソースのパワフルなジョブ管理ツール、JS7®JobScheduler
オープンソースのジョブ管理ツールである
JS7®JobSchedulerがついに新版を発表しました。このツールは2005年に初版がリリースされて以来、16年間にわたって進化を続けてきました。現在では、国内の金融機関や製造業、保険会社など、多くのお客様の基幹業務に幅広く採用されています。新バージョンでは、従来の特徴を保ちながら、さらに洗練されたパフォーマンスとセキュリティが実現されています。
従来の特徴と進化
JS7®JobSchedulerは、そのオープンソースポリシーにより、無料で商用利用が可能です。ただし、クラスタリング機能を利用する場合は有償ライセンスが必要になります。さらに、有償ライセンスを購入することで、障害対応やバグフィックス、新機能の早期提供などのサービスも受けられます。
耐障害性と運用の柔軟性
このツールの大きな特長は、高い耐障害性を有している点です。ジョブ管理ツールは通常、データベースやネットワークに依存していますが、JS7®ではそれらに障害が発生してもジョブの実行に影響が出ません。計画されたジョブは、障害発生中でも実行され、その結果やログは障害が復旧した際に自動でリストアされます。この能力により、特にクラウドネイティブな環境での運用が容易になります。
大規模対応と無駄のない処理
JS7®JobSchedulerは、大規模なシステムにも対応可能です。最大20万ワークフロー、100万ジョブ、そして1,000エージェントまでを扱える柔軟性を持っています。また、タスクを軽快に同時起動できるため、例えば1万タスクをわずか5ミリ秒で同時に起動することもできます。これにより、システムのパフォーマンスを大幅に向上させることができます。
プログラマブルなシステム設計
JS7®では、ジョブの中でShellやPowerShell、Javaなどの一般的なプログラミング言語に加え、GraalVMを利用したJavaScriptやPythonを用いたロジックが記述可能です。これにより、外部APIとの連携も簡単で、RESTやPowerShellを介してジョブの実行制御や状況の取得ができます。
強化されたセキュリティ機能
このツールは、各モジュール間の通信を公開鍵認証によって強化し、データの安全性を確保しています。また、ジョブ定義ファイルの署名も行うことで、信頼性の高い運用が実現されます。
エンタープライズグレードの多機能性
JS7®JobSchedulerは、エンタープライズ向けに設計された豊富なテンプレート機能に対応しています。これにより、ファイル転送やログローテンション、リモートジョブの実行、冗長化機能、ロードバランスなどを実現しています。さらに、SAP S/4 HANAやZabbix/Nagiosとの連携も進められており、多様なデータベースへの対応も充実しています。
ぜひお試しください
新たに生まれ変わったJS7®JobSchedulerをぜひご覧いただき、従来のツールとは違うその実力を体験してみてください。以下のリンクからダウンロード可能です。
詳しくは
こちらのリンクをご覧ください。