EVバッテリー活用術
2024-12-02 15:49:38

EVバッテリーを活用した新しい流通プラットフォーム「Energy Loop Terminal」予約開始

環境問題が深刻化する中、持続可能なビジネスモデルの構築が求められています。その一環として、MIRAI-LABO株式会社は企業間でのEVバッテリー再利用を促進するプラットフォーム「Energy Loop Terminal」を開設し、2024年12月2日から予約受注を開始することを発表しました。このプラットフォームでは、電動自動車から取り出された使用済みリチウムイオンバッテリーを新しい製品に生まれ変わらせ、循環利用を実現することを目指しています。

MIRAI-LABOは、東京都八王子市に本社を置く環境に特化した企業で、使用済みEVバッテリーを独自の劣化診断技術で評価し、新たな活用法を模索しています。最近注目されている「リパーパス」という手法を取り入れ、バッテリーをただ廃棄するのではなく、新しい価値を創造しています。この取り組みは、欧米では既に注目を集めており、今後さらに拡大が見込まれています。

「Energy Loop Terminal」は、EVバッテリーの劣化度を短時間で高精度に診断する国際的な技術を駆使し、企業のニーズに合わせたリパーパス製品を提供するBtoBマーケットです。MIRAI-LABOが劣化診断や性能評価を行い、オークネットがプラットフォームの運営に協力することで、効率的な流通が可能になります。サーキュラーエコノミーの流れに沿ったこの試みは、持続可能な社会への一歩として注目されるでしょう。

このプラットフォームの特長は、使用済みEVバッテリーに対して「品質保証」を提供する点です。これにより、中古バッテリーを使用する企業も安心してビジネスを行うことが可能となります。また、使用済みバッテリーを使った街路灯や施行製品の販売も促進され、エコな未来への架け橋となることが期待されています。

さらに、MIRAI-LABOは「サーキュラーパートナーシップEXPO2024」に共同出展し、自社のリパーパス製品「THE REBORN LIGHT smart」を紹介する予定です。このイベントは、2024年12月4日から6日にかけて東京ビッグサイトで開催されます。このような活動を通じて、企業と消費者の両方に環境意識を高めることを目指しています。

今後も、MIRAI-LABOとオークネットは連携し、多様なサステイナブルなサービスを提供していく予定です。具体的には、バッテリーの劣化診断や専用の басқаруシステム(BMS)付きバッテリーの取引、さらにはリパーパス製品そのものの販売を行い、再利用市場を拡大していく意向です。

私たちが直面する環境問題を解決するために、こうした革新的な取り組みがますます重要になってきています。「Energy Loop Terminal」の予約開始は、EVバッテリーの新たな活用法を広め、持続可能な未来に向けた一歩となるでしょう。このプラットフォームが、企業と環境をつなぐ架け橋となることを期待しています。


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会社情報

会社名
MIRAI-LABO株式会社
住所
東京都八王子市滝山町1-886-1
電話番号
042-673-7113

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