三菱食品が100周年を祝して創設した『これからの100年基金』
2023年9月30日、三菱食品株式会社(所在地:東京都文京区、代表取締役社長:京谷裕)は、設立100周年を記念する特別な施策の一環として『三菱食品 これからの100年基金』を立ち上げた。この新基金は、様々な支援を通じて、より良い社会の実現に貢献することを目的としている。
初年度には、非営利団体に対する食のサプライチェーン構築支援、子ども支援、有事での復興支援の三つの分野に向けて、総額1億円が拠出される予定だ。この基金には、食を通じて地域の活性化やコミュニティの支える願いが込められている。
食を通じて人と人をつなぐ
食は単なる栄養源ではなく、人々をつなぎ、コミュニティを育む力を持つ。三菱食品は、これまでの活動を通じて多くのステークホルダーと連携しながら、感謝の気持ちを持って次の100年に向けた新たな挑戦を行っていく。基金には、以下のような支援策が盛り込まれている。
1.
非営利団体への支援
食のサプライチェーン構築を目的として、各地域のフードバンクに助成を行い、生活に困窮している方々に食を提供する仕組みの構築を支援する。
2.
子ども支援
いじめや貧困、疾病など様々な社会課題に対処するための支援を、社員の意見を反映させながら、NPO法人等への助成を通じて実施する。
3.
有事の復興支援
災害時には、三菱食品が直接支援を行い、安心と希望を食を通じて届ける取り組みを行う。
未来をめざして
2001年に経営統合して設立された三菱食品は、2025年に創業から100周年を迎える。それを記念する意味で、社員全体が未来へ向けた活動を推進する『これからの100年プロジェクト』を発足させた。それは「感謝」というテーマのもとに「One Team」「子育て支援」「地域創生」「復興支援」の四つのサブテーマを掲げ、多岐にわたる施策を展開していく。
この基金を通じて、三菱食品は持続可能な社会の実現に向けた具体的なアクションを取る意向を表明している。
未来への希望
最終的に、三菱食品が目指すのは、子どもたちが生き生きと育つ社会の実現だ。食を通じて人々の心と体の健康を支えるこの基金は、単に金銭的な支援だけではなく、地域コミュニティの力を引き出すための強いメッセージでもある。この新基金がもたらす多様な取り組みが、どのように私たちの未来に影響するのか、大いに期待が寄せられている。