ベントレー、ラグジュアリーデザインの未来を切り拓く新スタジオを開設
2025年7月8日、ベントレー・モーターズは、歴史ある建物「フロント・オブ・ハウス」を改装し、新たなデザインスタジオとして公開しました。この式典にはCEOフランク=シュテファン・ヴァリザー博士をはじめ、4,000人以上の従業員や著名建築家のジョージ・クラーク氏も参加し、盛大に祝われました。
「フロント・オブ・ハウス」は1939年に建設され、ベントレーの歴史とともに歩んできた施設です。これまで数々の賓客が訪れたこの場所は、象徴的な役割を果たしてきました。今回の改装は、既存の構造を最大限に活用した「修復重視」の方針で進められ、従来の約2倍の広さへと拡張されました。新たに設けられた3階には、デザイナーたちが創造力を発揮できる環境が整備されています。
新しく設計されたスタジオでは、約50名のデザイナーが集い、エクステリアやインテリアの未来を自由に探求できる環境を提供します。また、カラー&トリム部門、ビスポーク部門のマリナー、UXやUIのデザイナーたちが一堂に会することで、部門を横断する密なコラボレーションが促進されます。これはベントレーのデザイン革命の一環であり、ラグジュアリーブランドにおける前例のない取り組みです。
会長兼CEOのフランク=シュテファン・ヴァリザー博士は、「新しいデザインスタジオは、未来のBEV(完全電動自動車)モデルの開発を推進する場となる」と述べています。彼は、デザイナーたちが革新を追求するための環境を整えることが、ベントレーの未来を築く上で不可欠なステップであると強調しました。
さらに、製造担当取締役のアンドレアス・レーヘ氏もこの改装に誇りを語り、「私たちのルーツを大切にしながら、現代に進化することができたことを喜ばしく思います」と語りました。新スタジオは、デジタル技術を駆使した革新的で柔軟な施設へと進化したことを示しています。
新スタジオの開設は、ベントレーの理念である「歴史的価値を守りながら新しいものを作り出す」ことを具現化する重要な取り組みの一環です。特に、1939年製の真鍮製階段は、丁寧に修復され、元の場所に戻されました。その境界には記念プレートが設置され、「過去と未来の交差点」として大切に扱われています。
ベントレーは今後もさらなる進化を追求し、未来のラグジュアリーデザインにおいて存在感を示していくことでしょう。デザインスタジオのオープンはその第一歩となり、ブランドの新たな歴史の幕開けを象徴しています。