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再生可能エネルギーによる脱炭素化を進めるENEOSの新たな取り組み

ENEOSリニューアブル・エナジー株式会社（以下、ERE）は、2023年11月1日より中国電力株式会社（以下、中国電力）とのコーポレートPPAによる電力供給を開始しました。この新たな取り組みは、再生可能エネルギーによる電力を提供し、中国地方の脱炭素化に寄与することを目的としています。

コーポレートPPAの意義

コーポレートPPA（Corporate Power Purchase Agreement）とは、企業が発電事業者から再生可能エネルギーによる電力を長期にわたり購入する契約です。この仕組みを通じて、EREは中国エリアで運営するバルクスキームの高圧太陽光発電所から得られる再生可能エネルギーを中国電力に供給します。これにより、中国地方における持続可能なエネルギーの利用が促進されることが期待されます。

電力供給の流れ

EREから供給される電力とその環境価値は、中国電力が小売電気事業者として株式会社セブン-イレブン・ジャパンに供給されます。セブン-イレブンはこの電力を、店舗の運営に活用することで自社の環境負荷の低減を図ります。地域に密着した小売業が再生可能エネルギーを採用することは、持続可能な社会の実現に向けた重要なステップです。

脱炭素社会の実現に向けて

ENEOSは、再生可能エネルギーの普及を推進し、企業のCO₂排出量削減に貢献する中で、脱炭素社会の構築に寄与することを目指しています。持続可能なエネルギー供給は、今後のビジネスにおいても不可欠な要素となるでしょう。ENEOSの今回の取り組みは、地域社会とも連携しながら、環境への配慮をしたビジネスの在り方を模索する新しいモデルとして注目されます。