ESG情報の管理を強化！CRIF Japanとestomaが手を組む

CRIF Japanとestomaの業務提携

2023年、CRIF Japan株式会社が株式会社estomaとの業務提携を発表しました。両社は共にESG（環境・社会・ガバナンス）分野に取り組み、持続可能な未来に向けた新たなソリューションを提供します。

estomaとその技術

株式会社estomaが展開する「estoma」は、CO2排出量の算出からサステナビリティ情報の開示、さらには学習まで、多岐にわたるESG情報を一手に管理することができるクラウドサービスです。これにより、企業は簡単かつ効率的にESGに関する情報を集約し、戦略的に活用することが可能です。

提携内容のポイント

この提携により、estomaはCRIFが提供するESG評価プラットフォーム「Synesgy」の機能を活用し、企業に対してより包括的なESGソリューションを提供できるようになります。具体的には、各企業がサステナビリティ基準に則った形での評価を受けることができ、必要な改善策が明確になります。

代表者のコメント

estomaの代表取締役である伊藤総一郎氏は、今回の提携に対する期待を次のように述べています。「私たちは『2100年まで人類を残す』という理念のもと、全ての企業が持続可能な社会に貢献できるよう努めています。この提携により、特に中小企業やスタートアップに向けたESG支援が強化されることを願っています。」

一方、CRIF JapanのVincenzo Resta社長は、Synesgyの特徴を説明し、「どんな規模や業種の企業でも、低コストでESG評価や重要課題の特定を行うことができます。」と述べています。

新しいESG経営を実現するために

この業務提携は、企業のESG経営を進化させる大きな一歩として位置づけられます。日本の企業が現状把握の段階から脱却し、行動に移すためには、多角的な情報収集と分析が不可欠です。「estoma」のESGソリューションが「Synesgy」を通じてどのように企業価値を向上させていくのか、今後の展開が非常に楽しみです。