GNホールディングスが展開する環境保護型いちご農業プロジェクト

環境保護型いちご農業プロジェクトの誕生

群馬県で70年以上、自動車ディーラーを営むGNホールディングスが新たな挑戦を始めました。それは、持続可能な農業モデルを実現するための「株式会社mino-lio」の設立です。この法人は、回収したエンジンオイルを再利用し、環境に優しいいちご農業を推進するプロジェクトです。自動車整備から回収されるエンジンオイルを、特殊なプロセスを通じて農業用燃料として生まれ変わらせ、農業経営を支えながら地球環境への負荷を軽減しようとしています。

環境に優しい農業システムの確立

まず、プロジェクトの第一歩として、群馬県高崎市に新しいいちご農園「ぐるりいちご農園」を開設する計画です。農業のスペシャリストであるカネコ種苗株式会社との連携により、再生エンジンオイルを活用した新たな農業システムを構築します。環境に配慮した水耕栽培技術を採用し、ビニールハウスや加温設備を駆使して、美味しいいちごを栽培することを目指します。

回収エンジンオイルの再生プロセス

プロジェクトの中心には、自社の自動車整備工場で行うエンジンオイルの回収と再生があります。このオイルを特殊な技術によって濾過し、再生重油に変えることで、安価で持続可能な農業用燃料として使っていきます。この再生重油の使用は、農業経営を安定させる要素の一つになると考えられています。

美味しさにこだわったいちご栽培

いちごの栽培には、「やよいひめ」と「よつぼし」という2つの品種を選定しました。やよいひめは群馬県原産で大粒かつ甘味が強いことが特徴で、よつぼしは甘さと酸味のバランスが良く、濃厚な味わいが楽しめる品種です。この2つの品種を徹底的にこだわり抜いて育てる準備を進めています。

クラウドファンディングによる支援のお願い

このプロジェクトは、クラウドファンディングを通じて実施しています。支援者にはいちご狩り体験や自慢のいちご詰め合わせなど、特別なリターンが用意されています。プロジェクト名は「【いちご×循環型農業】リサイクルオイルを活用し、脱炭素にこだわり抜いた〈いちご〉をお届けします」。ぜひ、プロジェクトへの参加をお願い申し上げます。