新発表!beakx
2025-10-02 17:34:24

奥村印刷が新たなパッケージ技術「beakx」を発表!

奥村印刷が新たに登場させる「beakx」とは?



2025年10月、幕張メッセで開催される「JAPAN PACK 2025」にて、奥村印刷株式会社が新製品「beakx」を初めて披露します。この製品は、業界初となる、“箱から皿になる”という画期的なパッケージ技術を応用しています。奥村印刷は、長年の印刷業界での経験を生かし、特許技術「折り紙食器 beak」を基盤とした「beakx」を開発しました。

「beakx」の特長と利点



「beakx」は、従来のパッケージが抱える「食べづらい」という課題を解決することを目指しています。これまで、レトルト食品などのパッケージを使う際には、開封後に中身を別の皿に移す必要がありましたが、「beakx」では粘着剤やハサミが不要。簡単に組み立てるだけで、耐水性と耐油性を兼ね備えた丈夫な皿が完成します。

特にアウトドアや災害時に役立つため、「食品+皿」としての機能を持ち、生活用水が使えない環境でも安心して使用できる点が評価されています。

革新的な製造技術



「beakx」には、紙の反発力を巧みに利用した独自の折り方が採用されています。この技術による皿構造は、組み立て後に絶対に外れることがなく、非常に頑丈です。また、組み立て後には皿のフチを折り返す「フラップ構造」を設けることで、食品が触れる部分の内側に印刷を施さず、パッケージ全面に自由なデザインを可能にしました。このような工夫から、見た目にも機能的にも優れた製品に仕上がっています。

環境への配慮と社会貢献



「beakx」の材料には、100%バージンパルプのFSC森林認証紙を使用。耐久性があり、使用後は古紙リサイクルや焼却が可能で、環境への負荷を大幅に軽減しています。また、災害時の水道が不足している状況でも洗い物が不要な皿として使用できるため、防災用品としての側面も強く持ち合わせています。

さらに、奥村印刷ではクリーンルーム内で再生可能エネルギーのみを使い、製品の印刷を行っています。小ロット対応もしており、オリジナル印刷のオーダーに応じることができます。これは、企業のブランディングにおいて非常に重要な要素と言えるでしょう。

開発の背景と受賞実績



「beakx」の開発は、リサイクルだけでなく、パッケージに新しい機能を加えられないかという考えからスタートしました。ベースとなる「折り紙食器 beak」は、その実用性と社会貢献性が評価され、国内外で複数の賞を受賞しています。特に、発明大賞「考案功労賞」や、国際的なアワードでも高評価を受けています。これにより、特許技術を活かした「beakx」は、今後の海外展開にも期待が寄せられています。

「JAPAN PACK 2025」出展情報



「beakx」は、幕張メッセでの「JAPAN PACK 2025」において最初に公開される予定です。展示会は2025年の10月7日から10日まで。ここでは、「beakx」の実物展示、組み立て体験、開発コンセプトの紹介が行われる予定です。ぜひ、奥村印刷のブースに立ち寄り、その目で革新的な技術を体験してください。

奥村印刷株式会社について



奥村印刷は、1947年に創業し、東京都北区に本社を構えています。高品質な印刷物の提供を目指し、地域に根差した経営に取り組んでいます。また、環境に配慮した印刷技術の開発にも力を入れ、持続可能な社会の実現に向けた商品の提供を続けている企業です。


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会社情報

会社名
奥村印刷株式会社
住所
東京都北区栄町1-1
電話番号
03-5390-6211

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