「PRODOR」新サービス
2020-07-31 14:33:30

ミドルシニア層の新たなチャンスを創出する「PRODOR」サービス発表

新規マッチングサービス「PRODOR」登場



東京海上グループが手掛ける新たなサービス「PRODOR(プロドア)」が発表されました。この取り組みは、少子高齢化が進む日本における労働力不足という社会的課題に応えるため、特にミドルシニア層のプロフェッショナル人材に新しい活躍の場を提供することを目的としています。

背景は深刻な労働力不足


近年、日本では少子高齢化が進行中で、特に労働力の減少が顕著になっています。企業は専門的なスキルを持った人材の確保に苦しんでおり、その結果、経営課題が生じています。特にミドルシニア層(50代、60代)の人材は、豊富な経験を持つ一方、多くの場合、現在所属している企業でそのスキルを十分に活かしきれていないという状況が続いています。そのため、プロ人材が活躍できる新たなフィールドを提供することが求められています。

「PRODOR」の特色と機能


「PRODOR」は、企業が抱える経営課題に応じて、登録されたミドルシニア層のプロフェッショナル人材をマッチングするサービスです。具体的な取り組みとして以下の4つの特長があります。

1. 専任メンター制度
プロ人材と企業のマッチングにあたり、専任のメンターが専門的な支援を行います。面談に同席し、プロ人材の経験やスキルを企業に分かりやすく説明し、より人物本位でのマッチングを実現します。

2. デジタル化の推進
新型コロナウイルスの影響を受け、さまざまなプロセスをデジタル化し効率化を図っています。将来的にはAIを用いて、登録者のスキルと企業のニーズを可視化し、高精度なマッチングを促進します。

3. リカレント研修
プロ人材のスキル向上を支援するため、企業の経営課題に応じた実践的な研修を提供します。多様な業界での活用を促すため、専任メンターとの定期的なミーティングを実施し、新たな挑戦をサポートします。

4. 費用の透明性
サービスに必要な費用や手数料について、受入企業と登録者に対して開示し、サービス全体の透明性を高めます。これにより、両者のモチベーションを維持しやすい環境を整えます。

今後の展開について


「PRODOR」は東京圏をスタート地点とし、順次全国展開が計画されています。東京海上グループは、デジタル技術を活用しながら、ミドルシニア層が活躍できるプラットフォームを構築し、地方創生や経営課題の解決に貢献していく考えです。

この新たなサービス「プロドア」が期待されるのは、単に人材のマッチングを超えて、社会全体の活性化につながることです。人材不足に悩む企業と豊富な経験を持つミドルシニア層のプロ人材との架け橋となるこのプラットフォームには、大きな可能性があります。

事業責任者である市原 大和氏は、このサービスに集まるミドルシニア層が新たな挑戦を通じて生き生きと働ける環境を実現する意義を強調しています。今後の展開が楽しみです。

会社情報

会社名
株式会社 東京海上日動キャリアサービス
住所
東京都新宿区新宿6-27-30新宿イーストサイドスクエア 6階
電話番号

トピックス(経済)

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