町田そのこ最新長編『蛍たちの祈り』が登場!
2025年7月22日、著者・町田そのこの新作小説『蛍たちの祈り』が東京創元社から刊行されます。この作品では、夏祭りの夜に中学生の幸恵と隆之が共に秘密を抱え、人生における試練に立ち向かう様子が描かれます。
心振るわせる物語
物語の舞台は、日本の山間に位置する小さな町。幸恵と隆之は、蛍が舞い散る祭りの夜にお互いの秘密を共有し、心の絆を深めていきます。彼らは15年後に偶然再会し、過去の秘密が再び彼らの人生に影響を及ぼすことになります。この再会が、家族や友人、町の人々の人生を揺り動かし、思わぬ展開を迎えます。
小さな光が希望を灯す
『蛍たちの祈り』は、人生の中で私たちが抱える苦難や思い通りにならない事柄を描写し、同時に小さな光が私たちの心に希望を与えることを示しています。この作品は、日常のささいな出来事の中にある大きな意味を教えてくれる一冊です。読者から集まった全国の書店員さんの熱い感想は、作品の深いメッセージを物語っています。
書誌情報
- - 書名: 蛍たちの祈り
- - 著者: 町田そのこ
- - 判型: 四六判仮フランス装
- - ページ数: 286ページ
- - 発売日: 2025年7月22日
- - ISBN: 978-4-488-02929-6
- - Cコード: C0093
- - 価格: 1,980円(税込)
- - 装幀: 鈴木久美、ガラス作品: 安達知江、写真: 七寶ギャラリー
著者プロフィール
町田そのこは1980年に福岡県で生まれ、2016年には「カメルーンの青い魚」によって第15回「女による女のためのR-18文学賞」を受賞しました。2017年には、同作を含んだ作品集『夜空に泳ぐチョコレートグラミー』でデビュー。その後、2021年には『52ヘルツのクジラたち』で本屋大賞を受賞し、さらに多くの作品を世に送り出しています。
この新作『蛍たちの祈り』も、町田が持つ独特の視点と卓越した筆力で描かれたストーリーです。
結び
『蛍たちの祈り』は、人生の試練や希望を見つける手助けをしてくれる一冊です。ぜひこの感動的な作品に注目してください。