カミナシ導入事例
2025-03-31 10:36:43

金属加工業界に変革をもたらすカミナシ従業員導入事例

小林製作所の新たな挑戦



京都府長岡京市を本拠地とする有限会社小林製作所は、金属加工業において高品質な製品を提供しています。特に自動車部品や医療機器、建設機械、半導体装置用の各種金属部品を月に1万点以上製造し、幅広い産業に貢献しています。しかし近年の人手不足が影響し、同社は約10年前から外国人材の採用を始め、現在では全従業員110名のうち約60名がタイやベトナムからの外国人スタッフです。このように多国籍な従業員を持とうとも、言語や文化の壁が業務上のコミュニケーションに影響を与えていました。

これに対し、小林製作所は株式会社カミナシが提供する『カミナシ 従業員』システムの導入を決定しました。このプラットフォームは現場での業務連絡を迅速かつ正確に行い、外国人従業員との円滑なコミュニケーションを図ることを目的としています。

課題とその背景



小林製作所では、従来の方式で指示書を用いた情報伝達では、特に日本語に不慣れな外国人従業員に対して情報が正確に伝わらないという課題が存在しました。顧客からの注文内容や納期、品質不良の情報は紙や全体集会で共有されていましたが、月に1万件に及ぶ注文内容を管理するのは容易ではありませんでした。その結果、同じミスが起こるほか、納期の遅れや「言った」「聞いていない」などのトラブルも発生。生活指導員が技能実習生との接続を図る際にも、多くの時間と労力を要していました。

このような背景がある中で、『カミナシ 従業員』の導入によって全従業員が迅速かつ正確に情報を受け取る体制を整えることが求められました。

導入後の成果



1. 業務連絡体制の強化



『カミナシ 従業員』は、メールアドレスなしで利用可能で、全従業員に対してスムーズに導入されました。特筆すべきは、各従業員が送ったメッセージが相手の設定した言語に自動翻訳される機能です。これにより、日本人と外国人従業員が互いに母国語でメッセージを確認できるようになり、業務ミスや納期遅れの減少に寄与しています。

2. スムーズな意思疎通の実現



生活指導員が技能実習生への指導を行う際も、対面による説明から一元化されたシステムに置き換わりました。これにより、日本語の理解度が異なる訪問者とのコミュニケーションが円滑になり、翻訳の手間が大幅に削減されています。スピーディーな情報共有が現場の信頼性を向上させました。

3. 業務の効率化



注文内容や納期、品質不良の情報をチャットで共有することで、外国人従業員からの業務に関する質問や改善提案が増加。これによって、業務に対する責任感や意識が向上しました。外国人従業員が自ら提案をすることで、より責任感を持って作業を遂行する姿勢が見られるようになりました。

今後の可能性



日本の製造業全体として深刻な人手不足が進行する中、小林製作所は『カミナシ 従業員』のさらなる活用を進めていく方針です。外国人従業員が母国語で安心して働ける環境づくりが急務とされる中、社内情報の集約によるポータル化も視野に入れているようです。このプラットフォームの導入は小林製作所だけでなく、他の製造業界に対しても大きな影響を持つ可能性があります。 さらに詳しい情報は、カミナシの公式サイトをご覧ください。


画像1

画像2

会社情報

会社名
株式会社カミナシ
住所
東京都千代田区神田鍛冶町3-7神田カドウチビル3F
電話番号
03-6206-0374

トピックス(エンタメ)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。