2025年オホーツク産品プロモーションが始動
地元との結びつき強化を図るプロジェクトの発表
2023年から始まった『北海道 オホーツク産品 首都圏販路拡大BtoBプロモーション』は、株式会社日本政策金融公庫と公益財団法人オホーツク財団が共同で推進する長期プロジェクトです。オホーツク地域の生産者と東京の飲食店を結び、販路拡大を図るこの取り組みは、地元産品の魅力を広めることを目的としています。
今年はこれまでの試みをさらに発展させ、2025年にBtoBとBtoCの2本立てで開催されることが決まりました。
BtoCで地域の逸品を全国へ
第一部は、地域の生産者が集まる物産展『オホーツク商店街』です。東急百貨店が運営する二子玉川東急フードショーにて、オホーツクの選りすぐりの加工食品が自慢の20社の地元事業者から提供されます。地元で愛され続ける逸品を揃え、新たな顧客との出会いの場を設けることを目的としています。
開催日は2025年10月30日から11月5日で、ここではオホーツク管内の特色ある産品が80種類以上並びます。実際に足を運んで、その豊かな味わいや質の高さを体験することができる貴重な機会です。
BtoBで飲食店とのコラボレーションをスピードアップ
第二部のBtoBプロモーションは、オホーツク産の海産物や野菜、牛肉を使ったオリジナルメニューを都内の人気飲食店で展開します。2025年11月15日から12月31日までの間に計画されており、各店が地域の旬の食材を活用し、独特の料理を提供します。
対象となる生産者には、ブランド和牛やサロマ湖産の牡蠣、無農薬栽培の新鮮な野菜などが含まれ、様々なメニューが誕生する予定です。これにより、飲食店はその魅力的な食材に価値を加え、オホーツク産品の認知度を高めることができると期待されています。
地域産品の認知度向上に向けた挑戦
このプロジェクトに取り組む理由は、オホーツク産品の輸送コストや発注から納品までのリードタイムという課題に対処するためです。オホーツクの生産者が直接飲食店に新鮮な産品を提供し、「その場所でしか味わえない特別なもの」として価値を伝えることが求められています。また、飲食店と生産者の間で相互理解を深め、継続的な関係を構築することが、販路拡大につながると信じています。
オホーツクの生産者との協力
今年の物産展には、多数の地元企業が参加予定で、例えば「網走水産」や「おおぞら三昧」など、各社独自の魅力ある商品を提供します。
2025年の成功に向けたロードマップ
『北海道 オホーツク産品 首都圏販路拡大BtoBプロモーション』は、地域経済の活性化や生産者の支援を目的とし、実施されることでしょう。これにより、オホーツク特有の美味しい食品や地元産品の魅力が広がり、多くの人に愛されることを願っています。プロモーションの詳細や最新情報は、公式インスタグラム@okhotsk_tokyoで随時発信される予定です。