株式会社Roams、台湾向けインフルエンサーマーケティング支援を開始
株式会社Roamsは、2025年6月から台湾市場をターゲットにしたインフルエンサーマーケティング支援サービスを開始します。本社は東京都にあり、代表取締役は太田一希氏です。これまでも中国本土向けのSNS「rednote」を活用し、日本企業のマーケティングを数多く支援してきた実績があります。しかし、近年では台湾でも「rednote」のユーザー数が急増しており、現地のインフルエンサーたちが特に注目されています。この新サービスは、台湾市場における日本企業の知名度向上や消費者との接点構築を目指したものです。
背景:台湾でも進化するrednoteの浸透
「rednote」は、ユーザーが体験をシェアすることを中心とした口コミ型のSNSで、美容、ファッション、ライフスタイル、旅行、飲食などのカテゴリーにおいて強い影響力を誇ります。中国本土ではInstagramが利用できないため、rednoteはプロモーションツールとして欠かせない存在ですが、台湾でもその影響力が急速に広まっています。特に現地のインフルエンサーによる投稿は、購買動機や訪日動機を生み出す重要な要素として注目されています。
最近の調査によれば、台湾の若年層はrednoteとInstagramを併用する傾向が高く、両プラットフォームを活用したマーケティング戦略が成功の鍵を握っています。これにより、高頻度での接触と多面的な情報提供が可能になります。
台湾市場への活用例
新たに始まるこのサービスは、以下のようなニーズに対応します:
- - 台湾からの訪日観光客に実店舗への来店を促進する。
- - 台湾の消費者に対し、ブランド認知を高めたい企業へ支援。
- - 台湾EC市場での販路拡大を図る。
- - 台湾のKOL/KOCと連携し、現地でのPR活動を展開。
すでに台湾では、日本ブランドに対する関心が高まり、美容、スキンケア、飲食、ファッションといったカテゴリーにおいて、信頼性の高いインフルエンサーを通じた情報発信が購買行動に直結する傾向が見られています。
Roamsの強みと今後の展開
Roamsは、中華圏向けSNSマーケティングに特化した専門チームを持ち、各プラットフォームの特性や現地トレンドに基づいた最適なプロモーション設計と運用支援を行っています。特にrednoteは、日本企業と中華圏消費者を結ぶために非常に効果的なSNSとして位置づけられています。
この新サービスは、一時的な話題を作ることだけでなく、ブランドの世界観や価値を持続的に発信するためのSNS運用にも重きを置いています。これはファンの獲得と定着に向けた中長期的な戦略です。
今後も台湾市場での消費者の行動特性をしっかりと捉え、日本企業が認知と信頼を確実に取得できるように、伴走型での支援を続けていく所存です。
会社概要
- - 会社名:株式会社Roams
- - 所在地:東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー18F
- - 代表者:太田一希
- - 事業内容:中国SNSマーケティング支援、インフルエンサー施策、越境EC支援
- - URL:https://www.roamsinc.com