地域教育フェスCHIBA
2025-05-15 14:36:50

千葉で不登校問題を考える「地域教育フェスCHIBA」が開催されます

千葉市での無料教育イベント「地域教育フェスCHIBA」



来たる2025年6月7日、千葉市にて「地域教育フェスCHIBA」が開催されます。このイベントは、近年深刻化している不登校問題を中心に、地域の教育課題を考えることを目的としています。全国的にも不登校の児童生徒数が増加の一途をたどっており、2023年度には過去最多の34万6482人に達しました。千葉市においても、その数は急増しており、特に小学生の不登校者数は令和5年度に930人、中学生が1212人となり、合計2142人となっています。この数字は、教員による調査に基づいていますが、実際には行き渋りや登校拒否の子どもたちも含めると、その数はまだ増えると見込まれています。

近年は、友達とのコミュニケーションが難しく、集団行動ができないといった発達障害の傾向を持つ子どもたちが多くなっているとの報告もあり、これに対応する教育の重要性が益々高まっています。本イベントでは、専門家によるトークセッションや、親子が参加できるブースも設けられており、地域の教育問題に対する具体的なアプローチの一端が紹介されます。

開催概要


本イベントは、13:00から16:00までの間、千葉県教育会館で開催されます。入場は無料で、誰でも気軽に参加できますが、入場者数に制限がある場合には事前申し込みを優先します。詳細な情報は以下のリンクをご確認ください。
イベントページと事前申し込みはこちら

トークセッションのプログラム


イベントの主な内容として、トークセッションが2部構成で行われます。

第1部 「当時の様子と不登校の解決」


  • - 講演者: 村上健太氏(ひきこもり不登校支援人材育成協会認定相談指導員)
  • - 講演者: かもんまゆ氏(不登校親子サポート「親育ち・子育ちセッション」主宰)
時間: 13:00~14:00
このセッションでは、元不登校生二人が自身の経験に基づき、不登校の実情やその解決に向けた取り組みを語ります。

第2部 「子どもの話を聞いていますか?子どもの人生の主人公は子どもです」


  • - 講演者: 辰由加氏(NPO法人Smileup・傾聴カウンセラー協会代表)
時間: 14:50~15:30
このセッションでは、子どもの気持ちを尊重することの重要性について考えていきます。モデレーターは藤山優里氏(地域教育フェス実行委員長)が務めます。

学びが広がるブース出店


トークセッションの合間には、教育相談ブースや体幹が安定するカラー診断など、学びながら楽しめるブースも用意されています。子どもも大人も参加できるアクティビティですので、ぜひご家族で訪れてください。

みらい教育箱


参加者は現地に設置されている「みらい教育箱」に教育に関する提案や要望を投稿することができます。教育現場への意見や子どもたちの未来に対する思いを自由に表現できる貴重な機会です。

本イベントは、地域の教育課題に真摯に向き合う場となることを目指しています。たくさんの方々のご参加をお待ちしております。


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