株式会社Lib Work、テスラのPowerwall認定販売店に正式登録
2025年6月23日、株式会社Lib Work(本社:熊本県山鹿市、代表取締役社長:瀬口 力)が、電気自動車(EV)大手のテスラの家庭用蓄電池「Powerwall(パワーウォール)」の認定販売会社として登録されました。この新たな認定は、3Dプリンター住宅「Lib Earth House model B」の販売を通じて、テスラの家庭用蓄電池を提供することを目的としています。
本日、熊本県山鹿市にオープンした住宅は、土を主成分とした3Dプリンターによって製造された新しい住宅スタイルであり、Powerwallが標準設備として配置されています。この技術により、住まいはクリーンなエネルギーで賄われ、サーキュラーエコノミーの実現に寄与します。さらに、Powerwallは停電時の家全体への電力供給も可能で、そのための安心なエネルギー環境が整えられることになります。
背景と進展
Lib Workは、2022年9月にテスラ Powerwallプレミアム認定販売施工会社であるゴウダ株式会社と業務提携を開始し、これまでPowerwallの販売を行ってきました。この取り組みをさらに強化するため、今回の認定販売店登録が実現しました。なお、Powerwallの設置工事は引き続きゴウダ社が担当します。
Powerwallの特徴
1. 大容量と高出力
Powerwallの蓄電容量は13.5kWhで、高出力は最大5kWを誇ります。そのため、停電時でも家全体に電力を安定供給できます。また、特定の電化製品にのみ電力供給を行う「特定負荷型」に比べ、より広範囲にエネルギーを分配できる「全負荷型」を採用しているため、大型家電も使用可能です。
2. スマートフォンでの簡単操作
Powerwallには専用のスマートフォンアプリが用意されており、これによりユーザーはリアルタイムでの電力使用状況の把握や操作が可能です。直感的なタッチ操作により、難しい知識がなくともエネルギー管理ができ、安心して利用し続けられます。停電発生時には即時に通知され、外出先でも家の電力状況を把握することができます。
3. 自給自足のエネルギーの実現
太陽光発電との連携によって、昼間に生成された電力を蓄え、夜間や停電時に利用することで、家庭でのエネルギー自給自足が可能となります。これにより再生可能エネルギーを最大限に利用できた新しいライフスタイルを実現します。
4. デザイン性も兼ね備えた製品
テスラのPowerwallは洗練されたシンプルなデザインが特長で、住宅の外観を損なうことなく溶け込むことができます。設置場所を選ばないコンパクト設計であり、複数ユニットの連結も可能です。これにより、3Dプリンター住宅特有のデザインにも対応できます。
今後の事業展開
今日開設された「Lib Earth House model B」は、未来の住まいを再定義するというテーマのもと、研究開発が進められてきました。この住宅は国内初の土を使用した100㎡の3Dプリンター住宅で、IoT設備や温湿度センサーも装備されています。Lib Workは、未来の家づくりを目指し、サステナブルな商品開発に取り組んでいます。また、SDGsにも取り組み、健康で持続可能な社会の実現に寄与する姿勢を貫いています。
Lib Workについて
株式会社Lib Workは、「暮らしを変え、世界を変え、未来をつくる」というスローガンのもと、戸建て事業にとどまらず多様な事業展開を行っています。デジタルマーケティング分野やサステナブルな住宅開発など、革新的な取り組みにより、持続可能な未来を目指しています。詳細は公式サイトをご覧ください。