日本とスリランカの人材連携を加速する新たな提携を発表
株式会社STRY(東京都中央区、代表取締役CEO:坂元 裕星)とGlobal Skills Development Campus(GSDC、スリランカ・コッテ、Chairman:Ashu Marasinghe)は、先日、日本における人材送り出し及び受け入れに関する基本合意書(MoU)を締結しました。この協力は、スリランカから日本へ向けた人材の育成・研修・紹介といった体制を強化し、持続可能な人材流通の枠組みを確立することを目的としています。
MOUの背景:教育の質向上に向けた取り組み
今回の合意は、スリランカ国内での日本語教育の質を向上させ、より高い日本語能力を持つ学生を育成することを狙いとしています。これにより、日本企業が安心してスリランカ人材を受け入れる体制を整え、両国間の信頼関係を一層深めることを目指しています。単なる人材の送り出しにとどまらず、教育や雇用、さらには文化交流といった持続可能な枠組みを構築し、日本とスリランカ双方に利益をもたらす取り組みへと発展させていく計画です。
STRYとGSDCの意義深い連携
この合意書締結に伴い、STRYは大手日本企業との連携や、国内の登録支援機関との提携を通じて、通しでの支援体制を構築し、学生の育成から企業での定着支援までをサポートすることが決定されました。これにより、スリランカから日本へ送り出される人材が、即戦力となるような教育が受けられる環境を作り出します。
GSDCのChairman、Ashu Marasinghe氏は「日本の企業とのコラボレーションはスリランカの若者に新たな未来を開く」と述べ、高い日本語能力を身につけることで、より多くの機会が得られると期待を寄せています。
一方、STRYの坂元代表は、このMOUがスリランカの教育現場から未来の人材を育成し、日本企業との強固な架け橋となることを目指していると強調しています。
GSDCの教育機関としての役割
GSDCは、スリランカで最大規模の日本語学校を運営し、特定技能ビザや技術・人文知識・国際業務ビザを目指す方々に専門的な日本語教育を提供しています。年間1,000名以上が学び、多くの学生が日本での就労へと進んでいます。
この機関は、実績のある「Global Skills Agency」としても活動しており、特定技能や技人国ビザの取得支援を専門に行っています。また、4つの校舎を持ち、国家資格を持つ講師陣による専門的指導が行われており、実践的な介護スキルを身につけることができます。
これからの展望
新たな提携によって、スリランカの若者たちが日本企業でのキャリアを実現できるよう、STRYとGSDCはさらなる教育プログラムの開発や実務経験の目的を持った交流を進めていく考えです。「Empowering Global Talent」というコアバリューの下、日本企業とスリランカの経済成長を支えるために人材育成を重視した取り組みが今後も展開されることでしょう。
この協力は、両国の信頼関係を深化させ、持続可能な未来に向けた新たな一歩となることが期待されています。