Cloud Operator Days Tokyo 2022での新しい取り組み
2022年6月27日から7月27日までの間、Cloud Operator Days Tokyo 2022という技術イベントが開催されました。主催はCloud Operator Days Tokyo 2022実行委員会で、メインテーマは「運用者に光を! ~変革への挑戦~」です。このイベントは、クラウドシステムの運用者に焦点を当て、日本のオペレーターの底力を高めることを目的としています。
セッション概要
ハートビーツが協賛したセッションでは、タイトルが「文書作成ソフトからの脱却 ~Markdownによるアラート対応手順書CI/CD~」という内容でした。今回はドキュメント作成にCI/CDを取り入れ、自動化・効率化を実現する方法について紹介されました。Markdown形式でのドキュメント作成が進められており、雛形の自動生成やGitにおける差分・バージョン管理、さらにGitLab CIを使用したPDFの自動生成のプロセスが紹介されました。
特に注目すべき点は、Markdown表現の限界を補うために開発された独自のMarkdown拡張機能です。これにより、従来の文書作成方法から脱却し、さらなる効率化が図られています。ドキュメントの管理や作成に苦労している方や、CI/CDに関心がある方には非常に参考になる内容となっています。
講演者プロフィール
このセッションを担当したのは、株式会社ハートビーツのMSP事業部、エンジニアリンググループに所属するインフラエンジニア、照井渓さんです。東京都国立市出身の彼は、2012年に未経験からMSP企業に入社し、その後監視・運用の経験を積んできました。2020年には株式会社ハートビーツに加わり、現在に至ります。
イベント詳細
Cloud Operator Days Tokyo 2022は、約4週間のオンデマンド配信を経て、7月27日のワンデイクロージングイベントで締めくくられました。イベントの詳細や視聴方法については、公式サイトで確認できます。
Cloud Operator Days Tokyo 2022 公式サイト
このイベントは、IT業界の進化を促進するだけでなく、参加者同士のネットワーキングや情報交換の場としても重要な役割を果たしています。今後もハートビーツのような企業と協力した新たな取り組みが期待できそうですね。
株式会社ハートビーツについて
ハートビーツは、MSP(マネージド・サービス・プロバイダ)事業やITコンサルティング事業を行っており、お客様の安全で快適なIT環境を支える役割を担っています。2018年からはWebサービスやアプリの開発支援にも注力し、2021年には新規事業への挑戦を開始しました。
- - 設立: 2005年4月15日
- - 代表取締役: 藤崎正範
- - 資本金: 1800万円
イベントや新たな技術が生まれる場として、今後もCloud Operator Daysのようなイベントが重要になってくるでしょう。