カーチュン・ウォンと日本フィルハーモニー交響楽団が放つマーラーの世界
2025年4月13日(日)夜9時、NHK-Eテレで特別番組「クラシック音楽館」が放送される。この番組では、カーチュン・ウォンが指揮する日本フィルハーモニー交響楽団が演奏するマーラーの交響曲第2番「復活」に焦点を当てている。この公演は2025年3月7日にサントリーホールで収録されたものであり、音楽ファンにとっては待望の放送となる。
カーチュン・ウォンはシンガポール出身の38歳で、現在日本フィルの首席指揮者を務めている。彼は他にもイギリスにあるハレ管弦楽団、ドレスデン・フィルハーモニーの首席客演指揮者としても知られ、世界中のオーケストラから引っ張りだこだ。彼の音楽は「極限を追い求める」という姿勢が反映されており、多くの聴衆に感動を与えている。番組では、カーチュン・ウォンの舞台裏にも密着するようだ。
マーラーの「復活」は、聴く者の心を揺さぶる力強い作品であり、特にカーチュン・ウォン×日本フィルの演奏は注目を集めている。事実、過去のコンサートでは常に満員御礼を記録し、毎回新たな驚きと感動を提供してきた。番組では、カーチュン・ウォンの指揮と共に、ソプラノの吉田珠代、メゾ・ソプラノの清水華澄、合唱団の東京音楽大学のメンバーも参加する。
もちろん、視聴者には嬉しいニュースも。番組はNHK+での同時配信および見逃し配信も予定しており、楽しみが広がります。日本フィルの公演映像は有料のメンバーズTVUチャンネルでも提供され、他の作品もファンにリーチできる手段がある。登録は無料であり、1000円で3か月間何度でも視聴可能なプランが用意されている。
続けて、カーチュン・ウォンと日本フィルハーモニー交響楽団の次回の演奏会も迫っている。2025年5月9日(金)19時、10日(土)14時の東京定期演奏会で、サー・スティーヴン・ハフをピアニストに迎え、エローラ交響曲やブラームスのピアノ協奏曲第1番など、多彩なプログラムが予定されている。
このように、クラシック音楽界で注目を集め続けるカーチュン・ウォンと日本フィルハーモニー交響楽団の今後の展開から目が離せない。音楽の力を改めて感じられる機会として、全ての音楽ファンにこの特別放送を見逃さないでほしい。