スカイマティクスと九電工の資本業務提携の発表
株式会社スカイマティクス(東京都中央区、代表取締役社長:渡邉善太郎)が、株式会社九電工(福岡県福岡市、代表取締役社長:石橋和幸)と資本業務提携を締結しました。この提携は、両社の強みを生かし、新たなビジネスチャンスを創出することを目的としています。
提携の背景と目的
スカイマティクスは、「リモートセンシングで、新しい社会を創る」というミッションを掲げ、テクノロジースタートアップとして活躍しています。主力製品、クラウド型ドローン測量サービス『くみき』は、ドローンで取得したデータをもとに高精度な三次元データを生成。これにより測量業務を効率化し、約20業種、4万件以上の現場で使用されています。
九電工は、電気設備工事や環境関連サービスを提供する国内有数の企業であり、電力インフラの整備において豊富な実績を持ちます。また、再生可能エネルギーの分野にも注力し、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを行っています。
この提携により、スカイマティクスは九電工の広範なネットワークと技術者の知見を活用できるため、より革新的で効率的なソリューションを提供できると考えています。
提携の具体的な内容
両社は今後、以下の項目を主な業務提携の対象として協議を進めていきます。
- - ドローン測量システムの連携: スカイマティクスのドローン測量システムやソフト開発力を活かし、九電工が進める建設・再生エネルギー分野との連携を図り、社会課題を解決する新たなビジネス機会の創出を目指します。
- - 販売店契約の締結: 両社は新製品の開発やカスタマイズを行い、ドローン測量システム『くみき』の国内市場でのシェア拡大と海外展開を進めていく計画です。
代表者のコメント
渡邉善太郎社長は「九電工との提携を非常に嬉しく思っております。両社の技術融合によって、社会課題の解決を加速させ、リモートセンシング技術の社会実装を進めていきます」とコメントしています。
一方、九電工の城野正明副社長は「スカイマティクス社の先進技術と当社の現場力の組み合わせが、建設業界の変革を促進し、社会貢献につながる」と述べています。
スカイマティクスについて
スカイマティクスは、テクノロジーを駆使した産業用リモートセンシングサービスの開発を行っており、「時空間解析プラットフォーム」に基づくサービスを提供しています。将来的には、さらに多くの産業に向けた効率的で価値あるソリューションを創出していくことを目指しています。
この提携を契機に、今後の展開が非常に楽しみです。