PTC、2013年度第4四半期と通期の好調な業績を発表!2014年度の展望も公開

PTC、2013年度第4四半期と通期の好調な業績を発表!2014年度の展望も公開



ソフトウェア開発企業のPTCは、2013年度第4四半期と通期の業績、そして2014年度の展望を発表しました。厳しい経済状況の中、予想を上回る好調な結果となりました。

2013年度第4四半期:堅調な成長



2013年度第4四半期の非GAAP売上高は前年同期比6%増の3億4,500万ドルを達成。非GAAP1株当り利益は19%増の0.59ドルと大幅な増加となりました。営業利益率も27.4%と前年同期比で大きく向上しています。これは、買収した企業の貢献も大きいです。サービジスティクス社、エニグマ社、NetIDEAS社の3社の第4四半期の売上高貢献額は、非GAAP、GAAPともに2,700万ドルに上りました。

GAAPベースでは、売上高は3億4,500万ドル、営業利益率は14.2%、1株当り利益は0.47ドルでした。GAAPと非GAAPの差は、事業再編費などの影響によるものです。

2013年度通期:持続的な成長



2013年度通期でも、非GAAP売上高は前年比3%増の12億9,700万ドル、非GAAP1株当り利益は20%増の1.81ドルと、堅調な成長を遂げました。非GAAP営業利益率も22.1%と大幅な改善が見られました。

2014年度:さらなる成長への期待



PTCは2014年度、売上高13億2,500万~13億4,000万ドル、非GAAP1株当り利益2.00~2.10ドルを見込んでいます。ライセンス売上高は3億5,000万~3億6,500万ドルと、大幅な伸びが期待されています。非GAAP営業利益率は25%を目指し、長期的な目標として28~30%を掲げています。

成長を支える要因



PTCの成長を支えているのは、CADのライセンス事業の成長、SLM事業の拡大、そして大規模受注の増加です。2013年度第4四半期には、CNH Industrial、カミンズ、エンブラエルなど、多くのリーディングカンパニーから大規模受注を獲得しました。

マクロ経済環境への対応



世界経済の不透明感を踏まえ、PTCは慎重なコスト管理を継続。サービス事業の純利益率改善、営業生産性拡大にも取り組んでいます。

経営陣のコメント



社長兼CEOのジェームス・E・へプルマン氏は、厳しい経済状況にもかかわらず、予想を上回る業績を達成できたことを強調。ライセンス売上高の増加、大規模受注の増加、そして顧客の課題解決に役立つソリューションの提供などを今後の成長の要因として挙げています。

最高財務責任者(CFO)のジェフリー・D・グリデン氏は、収益性の高さを強調。営業キャッシュフローの増加や、積極的な自社株買いなども発表しました。

ティッカーシンボルの変更



PTCは、NASDAQ市場のティッカーシンボルをPMTCからPTCに変更しました。これは、企業名変更と、事業目的の拡大に合わせたものです。

まとめ



PTCは、厳しい経済状況の中でも、堅調な業績を達成し、今後の成長への期待感も高まっています。今後の動向に注目です。

会社情報

会社名
PTCジャパン株式会社
住所
東京都新宿区西新宿6-8-1新宿オークタワー
電話番号

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