新たな交通システム「神戸まちなかパーク&ライド」
神戸市で新たに始まる「神戸まちなかパーク&ライド」の実証実験が、11月7日から12月7日まで行われます。この取り組みは、神戸市、印刷技術の進化とともに成長している「デンソーテン」、駐車場運営の「イーエスプランニング」がタッグを組んで実施します。
この試みは、国土交通省の支援を受け「都市のマルチモーダル交通の最適化とまちなか回遊の活性化」を目的としており、自家用車利用による交通渋滞の緩和が期待されています。特に土日祝日における渋滞の問題が深刻な神戸市の三宮、元町、ハーバーランドエリアで、新しい交通手段を探ることは急務と言えます。
デジタルスタンプラリーで駐車料金最大無料!
今回の実証実験の注目ポイントは、デジタルスタンプラリーの導入です。参加者は、神戸市内の指定駐車場に車を停め、ポートループやシェアサイクルの「コベリン」を利用して周辺の店舗を訪れることで、スタンプを集めることができます。このスタンプの数に応じて、駐車料金が割引され、最大で無料となる可能性もあります。スタンプラリーのスタートは、「Be Kobe Fun+」というアプリから簡単に行えます。
具体的な流れ
1. QRコードを読み取って「Be Kobe Fun+」を開始します。
2. 「神戸まちなかパーク&ライド」コースを選びスタンプラリーがスタート。
3. 指定の交通手段(連節バス「ポートループ」やシェアサイクル)を利用し、周辺ショップでスタンプを貯めます。
4. 貯まったスタンプに応じて駐車料金の割引を受けます。
こうした取り組みは、ただの運転や駐車から一歩進んだ、記念写真撮影スポットを巡る遊び感覚のある散策を可能にします。
回遊せよ!「神戸まちなかパーク&ライド」
このコースでは、各種施設を巡りながらの新しい発見がもたらされることが期待されています。また、北野地区を巡る「北野定番コース」や「北野個性派コース」といった他のコースも企画されており、今後の発展が楽しみです。
さらに、スタンプを集めるモチベーションを高める特典も用意されています。スタンプラリーに参加することで得られる割引や特典は、利用者にとって魅力的で、観光名所を訪れるきっかけとなることでしょう。
駐車場一覧と注意点
対象となる駐車場は、以下の7カ所です:
1. パークトアロード(中央区下山手通2-13-12)
2. P-CLUB中山手通り(中央区中山手通2-21-1)
3. P-CLUB白浜パーキング(中央区下山手通3-1-5)
4. M-1パーキング(中央区下山手通2-11-29)
5. ハーバーパーク(中央区東川崎町1-8-3)
6. P-CLUB国際会館(中央区御幸通8-1-6)
7. 富永ビルパーキング(中央区御幸通5-1-21)
これらの駐車場を利用するには、QRコードを読み取り、スタンプを取得する必要があります。なお特典を得るためには、スタンプラリー参加登録が必須ですが、無料です。
まとめ
神戸の魅力を再発見できる「神戸まちなかパーク&ライド」実証実験。デジタル技術を駆使したこの新しい取り組みで、快適に観光やショッピングを楽しむことができるでしょう。この機会に、ぜひ「神戸のまち」を深く味わってみてはいかがでしょうか。