手仕事の温もり溢れる「真竹楕円パン籠」
創業から120年以上の歴史を持つ竹材専門店、虎斑竹店「竹虎」が再びその魅力的な商品を提供します。明治27年に創業されたこの店舗は、竹素材の製品を厳選し、手作業で仕上げるこだわりを持つことで多くの顧客に愛されています。本記事では、再販売が決定した「真竹楕円パン籠」について詳しくご紹介します。
竹虎の「真竹楕円パン籠」
「真竹楕円パン籠」は、その名の通り真竹を使用した楕円形のバスケットです。この籠は特別な「磨き加工」を施した竹ヒゴを用いて作られています。職人の手のぬくもりが感じられる一品で、緻密に編まれた竹の編み目は美しさだけでなく、実用性も兼ね備えています。アートとしての美しさを楽しめるだけではなく、パンや果物を盛るバスケットとして、または野菜の水切り用としても活躍します。
経年変化の魅力
初めはシンプルに見えるこの籠も、使用し続けながら竹の色合いが飴色に変わる過程では、更なる趣が増します。これは「経年変色」と呼ばれる現象で、天然素材ならではの味わい深さです。時間と共に育っていく竹細工は、持つ人に愛着を感じさせ、長く使うほどにその人だけの特別な一品に変化していくのです。
優れた機能性
「真竹楕円パン籠」に使われる竹ヒゴは、独特のカマボコ状をしており、これにより水切れの性能が向上しています。このため、そばや野菜の水切りとしても非常に便利です。縁の部分には竹ヒゴをしっかりと巻きつけ、針金で固定する仕組みが施されているため、強度も抜群。外側から見えないよう工夫された細部への配慮も、職人技が生きています。
食卓を彩るアイテム
パンを盛る器として、この籠を選ぶとその見た目の印象は大きく変わります。「真竹楕円パン籠」は、パンの香りや焼き色を引き立て、食卓をより一層華やかに演出します。ナチュラルな竹の質感が、日常生活に温もりを加えてくれます。竹細工を生活に取り入れることは、丁寧に選び、長く大切に使うという日本の知恵を反映しています。
購入情報
再販売は2025年12月8日(月)から開始され、販売価格は6,380円(税込)です。興味がある方はぜひ、竹虎の公式サイトを訪れてみてください。
真竹楕円パン籠の詳細はこちら
「真竹楕円パン籠」は、ただの実用品ではなく、心の栄養を与えてくれる芸術作品です。この機会に、竹の魅力とともに生活を豊かにするアイテムを手にしてみてはいかがでしょうか?
竹虎株式会社山岸竹材店の基本情報
- - 所在地: 高知県須崎市安和913-1
- - 創業: 1894年(明治27年)
- - 代表取締役: 山岸義浩
- - 事業内容: 竹製品の製造・卸・販売