茶豆を生かす新事業
2025-08-23 10:22:14

新潟県弥彦村で始まる規格外茶豆のアップサイクル事業

新潟県弥彦村に誕生した「YAHIKO UPCYCLING」プロジェクト



弥彦村は、新潟県内でも特に美しい自然環境に恵まれた地域で、様々な農産物が生産されています。しかし、出荷時に選別される中で、多くの「規格外品」が廃棄される現実があります。そこで生まれたのが、令和8年8月23日からスタートする「YAHIKO UPCYCLING」というアップサイクル事業です。このプロジェクトは、地域の資源を有効活用して新たな価値を生み出すことを目指しています。

規格外品の現状とその問題



弥彦村の農業では、枝豆をはじめとするさまざまな作物が栽培されていますが、実際には出荷される際の選別で、約40%以上が規格外として外されてしまいます。その理由の多くは「見た目」です。味や品質には問題がないのに、外観が市場で受け入れられないため、多くの規格外品が廃棄されてしまうのです。この“もったいない”という状況を打破し、地域の資源を有効に活用するために、「YAHIKO UPCYCLING」を立ち上げました。

アップサイクルで新たな価値創出



このプロジェクトでは、規格外の茶豆を粉末化することで、保存性を高め、他の製品への応用の幅を広げることを目指します。これにより、廃棄物の削減と新たな産業価値の創出を同時に実現します。例えば、茶豆を活用した「YAHIKO CHAMAME POWDER」をはじめ、ポタージュやアイスクリーム、塩などの新商品が予定されています。

商品紹介


1. YAHIKO CHAMAME POTAGE
弥彦産の茶豆を用いたポタージュで、旨みを凝縮。冷製でも楽しめる特別な一品です。

2. YAHIKO CHAMAME SALT
弥彦産の茶豆と寺泊の釜焼き塩を組み合わせた無添加の調味料で、料理の味を引き立てます。

3. YAHIKO CHAMAME ICECREAM
稀少なガンジー牛乳と香り高い茶豆を贅沢に使用したアイスクリーム。濃厚な味が楽しめます。

地域の力を活かす取り組み



このプロジェクトは、弥彦村の地方創生事業の一環として、新たな価値を生み出す「弥彦モデル」としての役割も果たします。地元の農産物を最大限に活かし、ゼロエミッション農業やエシカル消費の推進に寄与することが求められています。プロデューサーである藁科克彦氏は、地域の特産品開発を行い、新たな産業構造を形成する取組みを進めています。

未来への展望



「YAHIKO UPCYCLING」の成功は、地域の資源を有効に活用し、持続可能な発展へとつながる希望の象徴です。今後は茶豆以外の農産物にも同様の手法を拡大し、さらなる広がりを計画しています。この活動を通じて、弥彦村の魅力を全国へ発信し、地域に新たな光をもたらすことを目指していきます。

このプロジェクトは、農業から見る新しい社会の在り方を示すものであり、他の地域にも影響を広げる可能性を秘めています。これからの「YAHIKO UPCYCLING」に注目が集まります。


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会社情報

会社名
YAHIKO Avenir合同会社
住所
新潟県西蒲原郡弥彦村弥彦2487-1YAHIKO Avenir合同会社
電話番号
090-5517-9233

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