新たなクライミングジム運営を支える「Belayz」
東京都中央区に拠点を置くキャラカル合同会社が、クライミングジム向けに開発した受付・販売管理システム「Belayz(ビレイズ)」を正式にリリースしました。このサービスは、2026年5月25日に公開された公式サイトを通じて、自社製品を展開することになり、初めての導入先として首都圏で8店舗展開するNOBOROCK株式会社が選ばれました。導入先の大宮店では6月2日より、本格的な稼働を開始します。
運営課題を解決する専用システム
クライミングジムの運営は、一般的なフィットネス予約システムや汎用のECツールでは解決できない複雑な要素が多く含まれています。たとえば、平日や休日、男女別の料金設定、チケットの種類(1日券、回数券、月額パスなど)の複雑な取り扱いや、未成年者の同意フロー、さらには複数店舗間でのチケットの共通化といった、現場特有の要件が存在します。これらの課題に対し、既存のツールを使い続けると、紙やExcel、口頭でのルールの混在が生じ、運営が非効率化する恐れがあります。
Belayzは、クライミングジム情報サービス「ロード・オブ・ザ・ウォール」の経験と、開発者自身のクライマーとしての知見をもとに設計されており、ジム運営に必要な実用性を兼ね備えています。そのミッションは、「クライミングジム運営のインフラになる」こと。多様な現場の課題をシステムとして解決することに貢献するのが狙いです。
Belayzの機能とは?
Belayz(ビレイズ)は、クライミングジムに特化したチケット販売から受付までの一連のプロセスを統合したシステムです。利用者は、スマートフォンを使って簡単にチケットを購入でき、当日はQRコードを提示することで入場が可能です。このため、専用アプリのインストールは不要で、受付スタッフはQRコードをスキャンするだけで、会員の入場条件を確認することができます。これにより、ピーク時における受付の混雑を大幅に緩和することが期待されます。
さらに、複数店舗を運営する場合でも、ブランド共通のチケットと店舗固有のチケットを並行で管理できます。本部は、全店舗の収益や来場者数をリアルタイムで把握することができるため、業務効率の向上にも寄与します。
このサービス名「Belayz」は、ロープクライミングでパートナーを支える役割を担う「ビレイヤー(belayer)」と、「B through Z(ジム運営の裏方業務全般を担う)」という2つの意味が込められています。
NOBOROCKの導入計画
今回、NOBOROCK株式会社が提供するNOBOROCKは、首都圏で渋谷や新宿、浅草、池袋といった地域に8店舗を展開するボルダリングジムのチェーンです。NOBOROCKは、初心者向けの無料体験講習を行っており、各駅から徒歩圏内に立地しているため、幅広いユーザーに利用されています。
Belayzの導入スケジュールは次の通りです:
- - 2026年5月25日:Belayzの公式サイト公開、NOBOROCK大宮店で会員事前登録を開始。
- - 2026年6月2日:NOBOROCK大宮店でBelayzが本格稼働。
- - 2026年7月5日:新宿店、浅草店、高田馬場店、渋谷店、池袋店、町田店、溝ノ口店が一斉に導入。
会社概要と使命
キャラカル合同会社は、2023年1月に設立され、クライミングジム向けの受付や販売管理システム「Belayz」の開発・運営を行っています。また、クライミングジム情報サービス「ロード・オブ・ザ・ウォール」も併せて運営しています。代表社員の吉田智章は、2013年からSansan株式会社のフロントエンドエンジニア・デザイナーとして活躍し、その後独立。ジム運営者との対話を重ね、現場管理業務の課題を解決するためにBelayzを開発しました。自身もボルダリングを続ける熱心なクライマーです。
お問い合わせ
本件に関するお問い合わせは、キャラカル合同会社の吉田智章までご連絡ください。メールアドレスは【
[email protected]】です。