災害対応の新たな時代、パナソニックの「INDIGO RIVER Lab.」始動
災害対応の新たな試み「INDIGO RIVER Lab.」
近年、地震や豪雨、洪水などの自然災害が頻発し、その影響がますます大きくなっています。これを受けて企業の事業継続計画(BCP)の重要性は一層高まり、さまざまな取り組みが行われています。そんな中、パナソニック デジタル株式会社が新たな試みとして「INDIGO RIVER Lab.」を立ち上げました。このプロジェクトは、東京大学大学院 情報学環および国立研究開発法人防災科学技術研究所と連携して進行するもので、災害情報の共有と相互扶助を目的としています。
「INDIGO RIVER Lab.」の設立背景
「INDIGO RIVER Lab.」の設立に至った背景には、自然災害の激甚化が挙げられます。これまで政府や自治体が中心となって進めてきた災害情報の共有ですが、今後は民間企業を含めた広範なネットワークが必要だとされています。内閣府が運用を開始した新総合防災情報システム「SOBO-WEB」による災害対応基本共有情報(EEI)の利用が進む中、民間企業への拡大が重要視されています。これにより災害情報の流通促進を図り、基本情報の相互扶助コミュニティとしての「INDIGO RIVER Lab.」が設立されたのです。
具体的な取組み内容
「INDIGO RIVER Lab.」では、産官学民が手を組んでの情報活用を進め、特に民間企業のBCPの高度化と被災した拠点の迅速な復旧を目指しています。災害時に必要な情報(EEI)の技術的手法と運用ルールについても慎重に検討し、実践的な情報連携の仕組みを構築することを目指しています。
具体的には、パナソニック デジタルと防災科研との共同研究に基づき、2026年4月から災害対応基本情報に基づく気象や道路など11の情報を収集・配信する実証実験が開始されます。初期メンバーとして、パナソニック デジタルのプラットフォーム「INDIGO RIVER」を利用する企業が参加し、他の民間企業や地域のまちづくり協議会にも参加を呼びかけていく予定です。
地域社会への貢献
「INDIGO RIVER Lab.」の目指すところは、激甚災害時に必要となる基本情報を組織を超えて迅速に、そして正確に共有することです。これにより企業の早期復旧のみならず、地域全体のレジリエンス向上に寄与することが期待されています。災害が発生した際、適切な情報が集まり、共有されることで、被害の軽減を図ることができるのです。
「INDIGO RIVER®」について
この新しいプラットフォーム「INDIGO RIVER®」は、パナソニック デジタルが開発したもので、Microsoft Teams上で稼働します。東日本大震災時の経験を基に、実際の運用で磨かれた機能を備えており、カスタマイズにも柔軟に対応します。災害情報を円滑に集約し、ユーザーが必要な情報を手に入れるためのツールとして、多くの期待が寄せられています。
このように、「INDIGO RIVER Lab.」は、災害情報の透明性や相互交流を強化することで、より安全な社会を築いていく新しい一歩と言えます。これからの展開に大いに注目です。
会社情報
- 会社名
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パナソニック デジタル株式会社
- 住所
- 大阪府大阪市北区末広町2番40号
- 電話番号
-
06-6906-2801