岡山大学でプロジェクトマネジメント基礎研修のオープンバッジ授与式が開催されました

岡山大学でのプロジェクトマネジメント基礎研修授与式

2025年1月23日、岡山大学の津島キャンパスにおいて、プロジェクトマネジメント基礎研修の修了者に対するオープンバッジの授与式が行われました。この研修は、岡山大学の総合技術部とPMI日本支部が連携して実施したもので、技術職員の能力向上を目指す重要な取り組みです。

授与式には岡山大学の那須保友学長をはじめ、PMI日本支部の関係者が出席しました。修了者には、総合技術部の職員や事務職員が含まれ、合わせて24人がオープンバッジを授与されました。このバッジは、国際技術標準規格に基づく電子的な証明書であり、偽造や改ざんを防ぐ強固なセキュリティシステムが採用されています。

技術職員の育成とイノベーションへの貢献

岡山大学総合技術部は、プロジェクトマネジメントのスキルを持つ技術職員の育成に力を入れており、自己の技術ノウハウと融合することで研究開発のイノベーションをマネジメントできる人材の育成を進めています。この取り組みは、国際的なプロジェクトマネジメント協会であるPMIと連携して実施されています。

授与式では、那須学長が「今回の取り組みを全学に広げ、全職員の能力向上につなげていきたい」との意向を示しました。技術職員のスキル向上を図ることで、研究の質を高める狙いがあります。また、田村義彦総合技術部部長も「多くの参加者が集まったことは、個々のモチベーションの高さを示しており、組織全体の成長にも寄与しました」と述べました。

今後の展望

岡山大学はこれからも技術職員のスキルアップや連携強化に努め、「研究ファースト」を掲げている大学としての運営に深く貢献していくことを目指しています。今回の研修 program の成功を受け、さらなる展開が期待されており、次のステップに向かっての活動が進められます。

このプロジェクトは文部科学省が推進する「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業（J-PEAKS）」の一環として位置づけられており、地域社会や国際社会における大学の役割を担う重要な課題です。今後も岡山大学のさらなる挑戦と技術職員の成長に期待が寄せられています。

岡山大学は、これからも地域とともに発展し、持続可能な社会に向けた研究活動を推進していくことを誓い、地域に貢献し続ける大学を目指しています。