日本CFO協会が創立25周年を迎える
一般社団法人日本CFO協会は、今年、設立25周年という重要な機会を迎えるにあたり、特別イベント「NEXUS 25」を開催します。このイベントは、企業の財務や経理領域の専門家が一堂に会し、未来の経営戦略や新たな企業哲学について深く議論する場となります。2025年9月12日(金)、東京の帝国ホテルにて行われ、参加者に向けた特典も用意されます。
CFOの役割の進化と未来への問いかけ
「NEXUS 25」とは、「2500年の叡智、25年の実践、2050年への覚醒」というテーマのもと、CFOおよび経営幹部が直面する様々な課題について議論します。メソポタミア時代からの富の記録、産業革命期における企業統治の言語の進化、さらにはCFOという職業が守りから攻めへと変わる過程を辿り、これからの25年をどう生き抜くかを問いかける内容になっています。
CFOの存在価値は今や、単なる財務の管理者から企業価値の創造者へと進化を遂げています。これに伴う現代の課題として、地政学的な問題やAIの進展が挙げられます。これらは企業運営だけでなく、我々の存在意義にも関わる問いかけです。このような背景の中で、今後の企業とCFOの役割はどのように変わっていくのか、リアルな視点をもとに検討していきます。
基調講演とパネルディスカッション
イベントでは、日本製鉄株式会社の橋本英二会長を基調講演者として招き、経営改革について語っていただきます。また、小口正範理事長による特別対談も行い、2050年に向けたCFOの未来像について議論します。この討論では、経営者と財務専門家が共に集まり、未来の経営を実現するための具体的な課題に対する解決策を話し合います。
さらに、パネルディスカッションでは、ESGを超えた新たな経営手法や次世代リーダーの育成方法まで、多岐にわたるテーマが取り上げられます。現場でのリアルな経験を持つパネリストたちと共に、経営の本質的な問題について考察することが目的です。
参加特典と交流の場
ご来場者には、小口理事長の著書『CFO巡礼』が特典として配布されます。この本は、経営の本質や企業の未来についての洞察を提供し、自らの経験を基に語られた内容が多くの人々に反響を呼んでいます。
また、レセプションも併せて行われ、参加者同士ならびに業界のリーダーとのネットワーキングの場ともなります。この機会を通じて、参加者は新たなビジネスのアイデアやネットワークを構築することが期待されます。
終わりに
「NEXUS 25」は、経理および財務分野の専門家にとって、今後の経営環境を考える上で重要な情報交換の場となります。参加希望者は、CFO X!! 25オンラインフォーラムに申し込むことで、この特別イベントへ招待されるチャンスを得られます。今後の経済と企業の進むべき方向性について、新たな視点を持つきっかけとして活用してください。