アイテック、今秋刊行の新書籍について
株式会社アイテックが、2025年に向けて最新の情報処理技術者試験対策書籍を発表しました。新刊は『2026 応用情報技術者 科目Bの重点対策』と『2026 情報処理安全確保支援士「専門知識+科目B」の重点対策』の2冊で、2025年10月30日および11月13日にそれぞれ発売されます。これらの書籍は、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が発表した試験方式変更に伴うもので、CBT(Computer Based Testing)へ移行する新たな試験形式に対応しています。
書名変更の背景
これまで「午後問題の重点対策」という名称で親しまれてきたテキストですが、2026年度から改称され「科目Bの重点対策」となります。この名称変更は、従来の「午前試験」と「午後試験」がそれぞれ「科目A試験」と「科目B試験」に変更されることに伴うもので、試験形式が変わる中でも、出題範囲や問題形式、試験時間は従来通り維持されています。加えて、実務に必要な知識・技能を引き続き問う内容に仕上げられています。
新刊の詳細
新刊の一つ『2026 応用情報技術者 科目Bの重点対策』は、小口達夫によって著され、本体価格は3,400円(税別)で、A5判にて発売されます。加えて、同時に電子書籍版もリリース予定です。この書籍は、IT技術者を目指す受験生にとって、効果的な試験対策となることでしょう。
もう一方の新刊『2026 情報処理安全確保支援士「専門知識+科目B」の重点対策』は、三好康之が手がけており、販売価格は3,700円(税別)で、こちらもA5判、電子書籍版とともに提供されます。
既存書籍も対応
アイテックは新刊に加え、現在販売中の重点対策シリーズ全書が、2026年度からのCBT方式に対応していることを強調しています。これにより、受験生は安心して既存の教材を活用できるようになります。特に、ネットワークスペシャリスト、ITストラテジスト、システムアーキテクトを含む多様なジャンルの書籍がラインアップされており、IT業界でのキャリアアップを目指す方に非常に有用です。
アイテックの社会的役割
株式会社アイテックは、IT人材派遣事業や社会人向け教育事業を提供し、企業の戦略実現や課題解決をサポートしています。「人間力を企業力に」をテーマに、創業以来42年間、延べ130万人の受講者に教育サービスを提供しています。今後もDXを推進する企業や組織への貢献を続け、デジタル人材育成を加速したいと考えています。
試験対策書を通じて、今後の日本のIT人材の育成に寄与するアイテックの取り組みに、引き続き注目です。