ローランド・ベルガーが過去最高の業績を達成
2026年6月8日、ドイツ・ミュンヘンを本拠地とするローランド・ベルガーが、2025年の業績を発表しました。売上高は過去最高の10億1,000万ユーロを超え、企業の成長が加速していることが明らかとなりました。特にアジア市場では前年比19%の増加を記録し、他の主要市場でも二桁の成長を達成しています。
好調な業績の背景
2025年は、顧客が経営コンサルティングに対して効率性と成果の測定を重視する傾向が強まり、市場環境が厳しい年となりましたが、ローランド・ベルガーは好調な業績を上げることができました。成長を牽引した要因は、AIソリューションの実装、業務プロセスのデジタル化、そしてサプライチェーンの最適化に注力した結果だとされています。
グローバル・マネージング・ディレクターのデニス・デュプー氏は、「特にアジア地域においては、前年比19%増の成長が当社の業績を牽引しました。アジア圏の多国籍企業では、地域内および輸出ニーズの拡大に応じたサプライチェーンの変革が求められています」と語っています。
国際的な事業展開の拡大
2025年にはシドニーに新しいオフィスを開設し、国際的な事業展開を拡大する一方、米国ヒューストンにも新たに拠点を設けました。また、戦略的な買収を通じて専門性を拡充し、特にバッテリー分野に特化したコンサルティングチームを新たに取り込むことで、世界の産業構造における重要性の高まりに対応しています。
2026年に向けた取り組み
今後、ローランド・ベルガーは2026年も厳しい市場環境が続くとの見込みを持ちながらも、収益性の強化とAIの開発に注力していく方針です。特にAIとデータ分野における専門性の強化は、クライアントが新技術を活用しやすくするために重要な施策とされています。
さらに、企業の持続可能な発展を重視し、全てのクライアント支援にサステナビリティを両立させる理念を持って挑んでいくとしています。これにより、経営コンサルティングという業界での位置づけをより強固にする計画が進められています。
ローランド・ベルガーについて
ローランド・ベルガーは1967年に設立され、欧州発祥の世界有数の戦略系経営コンサルティングファームとして、多様な業界の変革とイノベーションに対して深い専門性を持っています。持続可能な企業及び経済の発展へ貢献することを理念としており、これからもさらなる成長が期待されています。