12年の歳月が生んだ科学アドベンチャー『ノナプルナイン:アシンプトート』
講談社ゲームクリエイターズラボが新たに発表した横スクロール探索型の科学アドベンチャー『ノナプルナイン:アシンプトート』。制作には12年を要し、独特なストーリーや視覚表現が特長です。本作のSteamストアページも開設され、ゲームファンの注目を集めています。
ゲームの概要と魅力
本作は、プレイヤーが「被験体:ノナプル・ナイン」を操作し、謎に包まれた研究施設からの脱出を目指すポイント&クリック型のアドベンチャーゲームです。32階を反復するこの施設の中で、プレイヤーは様々なオブジェクトを調査し、ストーリーを進めていきます。アニメーション、実写、漫画といった多様なビジュアル表現が施されており、例えば、モニターを調べるとリモート会議の映像が再生されたり、漫画を拾うと即座にその内容を読み進めたりすることができます。
この異なるビジュアルスタイルの組み合わせは、プレイヤーを没入させる非常に効果的な手法です。本作には1700以上の演出ファイルが用意され、それぞれに特有のアニメーションイベントが存在します。最初はバラバラに思える要素も、ストーリーが進むにつれてその全体が繋がっていくのです。こうした体験を通じて、プレイヤーは小さなことから大きな展開へと繋がる物語の構造を体感できるでしょう。
ストーリーの設定
物語の主人公であるノナプル・ナインは、記憶を喪失した状態で目覚めます。彼女は自分が特殊なプロジェクトにおける被験体であることを知り、同じ状況にいる仲間と協力しながら、この不気味な研究施設から脱出する手段を探ります。時には自身の記憶や、他人の記憶がフラッシュバックする中で、彼女は解決策を見出していくのです。この設定がもたらす緊張感が、本作の魅力の一つでもあります。
東京ゲームショウ2024への出展
さらに、講談社ゲームクリエイターズラボは次回の東京ゲームショウ2024で、本作の最新体験版を展示予定です。出展ブースでは、試遊した方に数量限定のオリジナルステッカーも配布されるので、ゲームファンは要チェックです。
開発経緯と期待
本作の開発を行うのは、インディーゲームクリエイターのnonuple9です。彼は、モンスターハンターシリーズのゲームデザインや逆転裁判シリーズのシナリオにも関わってきた実力者です。12年の歳月をかけて丁寧に仕上げられたこのゲームに、多くのファンから期待が寄せられています。なお、最新情報や開発秘話は、講談社ゲームクリエイターズラボの公認Discordで随時公開される予定です。
商品情報
- - タイトル:ノナプルナイン:アシンプトート
- - プラットフォーム:Steam
- - 発売予定日:2026年(予定)
- - プレイ人数:1人
- - 開発:nonuple9
- - パブリッシャー:株式会社講談社
公式SteamリンクやDiscordの情報も併せてチェックし、今後の続報を楽しみに待ちましょう。 楽しい探索と挑戦に満ちた『ノナプルナイン:アシンプトート』に、ぜひご期待ください!