新卒のフリーランス志向
2025-05-21 11:30:46

2025年新卒の41.2%が希望するフリーランス転身の意向とその背景

2025年新卒のフリーランス転身意向



調査の背景と目的


株式会社日本デザインが運営するゼロイチWEBデザインスクール「デザスク」は、2025年新卒入社予定の613名を対象に、フリーランス転身志向に関する調査を実施しました。この調査は、若者たちのキャリア選択に対する意識の変化を探るために行われたものです。

フリーランス志向の高まり


調査によると、41.2%の新卒社員が将来的にフリーランスでの働き方を希望しており、そのうち45.5%は「入社後3年以内」に転身したいと考えています。この結果は、賃金や働き方に対する価値観が変わりつつあることを示しています。

フリーランスを選ぶ理由


具体的にフリーランスを希望する理由について尋ねたところ、最も多かった答えは「自分の裁量で働く時間や場所を決められるから」というもので、50.6%がこの意見を挙げました。続いて「自分の興味・関心のある仕事だけに取り組めるから」が49.8%と続き、自由度の高さが魅力とされていることが伺えます。

将来的なキャリア観


また、理想とするキャリアの形として「ワークライフバランス」を重視する声が27.9%と最も多く、中には「安定した収入や生活を優先し、将来への不安を最小化したい」という意見も20.4%ありました。これは、単にフリーランスが魅力的な選択肢とされながらも、安定を求める気持ちも根強いことを示しています。

フリーランス転身に対する不安


ただし、多くの新卒社員はフリーランスへの転身に不安を抱いているとのこと。「収入の安定性が確保できるか不安」という声が49.4%にものぼります。また、「営業・集客のスキルに自信がない」との回答もあり、単独で収入を得ることへの心理的な壁があることがわかります。

スキルアップへの意欲


関心を持っている新卒社員は約80%が、「フリーランスとしてのスキルアップのためにスクールやセミナーに通うこと」に意欲を示しています。これからのキャリア形成には学び続ける姿勢が求められるようです。

フリーランス選択の条件


フリーランスを選ぶ条件としては、34.8%が「会社員の月収より上がるならフリーランスを選びたい」と回答。反面、「月収が下がってもフリーランスを選びたい」という人も15.7%いることが確認され、収入面の判断がクリアであればフリーランスを選択する意向が見て取れます。

まとめ


この調査を通じて、2025年新卒社員がフリーランス志向であるだけでなく、希望を抱きながらも不安を抱え、今後のキャリアについて真剣に考えていることが浮き彫りとなりました。働き方が多様化する時代において、これらの情報やサポートをどう活かすかが、彼らの未来を左右する大きな要因となるでしょう。フリーランスとしての道を模索する新卒社員に向け、新しい働き方を支援するための教育制度の構築が重要になると感じます。


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