自動車業界が集結!車載機器のEMCセミナーを開催
2024年9月12日、東京都千代田区で「自動車メーカーが考える車載機器のEMC性能セミナー」が開催されます。主催するのは一般財団法人日本品質保証機構(JQA)で、トヨタ自動車、日産自動車、スズキの3社から専門家が登壇。
このセミナーは、カーボンニュートラル社会の実現に向けて、急速に進化する自動車業界のニーズに応じた内容となっています。特に、電動自動車(EV)、燃料電池車(FCV)、ハイブリッドカー(HEV)の普及背景を考慮し、EMC(電磁両立性)の重要性が増しています。これに伴い、今後の自動車部品に対するEMC性能の要求がどのように変化していくのかが注目されています。
セミナー概要
開催日は2024年9月12日、午後1時から午後4時50分まで、UDXギャラリー AKIHABARA にて実施されます。定員は90名で、参加費は無料です。申し込みは1社1名まで、先着順となりますので興味のある方は早めに申し込みを。
講演内容
1.
自動車及び車載機器に関するEMC規格と基準動向
トヨタ自動車の野島昇彦氏が、2025年に改定が見込まれる国際規格UN-ECE-R10について解説。さらにはJASO規格についても触れ、最新の標準試験ガイドの意義や狙いを紹介します。
2.
自動車メーカーからサプライヤーへの声
日産自動車の木村肇氏が、EMC技術者の役割や直面する現状について具体的な事例を交えて説明。クルマの開発過程における課題とその解決策にも言及します。
3.
車両開発におけるアンテナとノイズ課題
スズキの内田宏正氏が、電動化に伴う車載アンテナの受信性能への影響を考察。コネクティッドカーの進化に対応した開発の必要性や、EMC性能の課題と対応策を提案します。
主な対象者
このセミナーは主に自動車部品製造業におけるEMC試験関係者を対象としております。技術の最前線に触れる良い機会ですので、ぜひご参加ください。
お申し込み方法
本記事内に記載のURLからお申し込みいただけます。なお、録音や録画は禁止されているため、メモを取るなどして参加することをお勧めします。セミナー内容は予告なしに変更されることがあるため、最新情報をご確認の上ご参照ください。自然災害等による開催中止の場合は、事前にメールでお知らせします。
まとめ
自動車業界の最新技術や規格動向に興味のある方は、ぜひこの貴重な機会をお見逃しなく。EMC性能の理解を深め、次世代の車両開発に貢献するための一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。